2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「人生は苦しみに満ちている」というのがブッダの教えの出発点ですが、その苦しみを克服する道があると説くのが仏教です。今回は、その詳細ではなく、すぐに実践できる「肉体的・精神的な苦しみのコントロール法」を2つご紹介します。バイリンガルで、どう…
過酷な人生を経験しているにもかかわらず、心の深い静寂を身につけ、おそらく世界で最も幸福な人間のひとりと言える、ダライ・ラマ。私たちは、彼のように人生の浮き沈みにも決して負けない心の強さを養い、本当の幸せを獲得することができるでしょうか? ――…
快楽、とくに性的喜びを得ている時、「なんて幸せなんだ!」と感じることは多いと思います。ところが、そこには重大な落とし穴がある――解説をバイリンガルでお届けします。 When you enjoy pleasure, especially sexual one, you often feel “How happy I am…
幸福を追求する時に、最も最悪なもののひとつは、自己中心的な動機で動くことだと言います。しかし、「幸福とは個人のものであり、自己中心的で何が悪いのか」と反論したくなる人もいると思いますが、文豪、ロマン・ロランいわく「自分本位の幸福が人生の唯…
細胞遺伝子の分野で将来を嘱望された研究者の経歴を捨て、フランスからヒマラヤに渡って35年間仏教を学んだ著者マチウ・リカールによるベストセラー「幸福の追求」。その第1章から、私たちを苦しみと不幸へと導く「無知(無明)」についての解説をお届けし…
ブッダの言葉に「幸せは、今ここでしか実現できない」というのがありますが、ボジティブ心理学のベストセラー「HAPPIER」も、同じ結論に達したようです。私たちが当たり前のようにとらえている「今ここで生きている」ということの真の価値とは――解説をバイリ…
「仕事において、時間的なプレッシャーが高ければ高いほど、よりクリエイティブになれる」実は、この思い込み(幻想)が、あなたから貴重な時間を奪い、不幸せへと導き、出世競争から抜け出せない理由の一つになっている――解説をバイリンガルでお届けします。 …
「情けは他人(ひと)のためならず(実は自分のため)」ということわざがありますが、私たちは、他人を助ければ助けるほど、幸せになると言います。ただし、それには一つ条件がある――解説をバイリンガルでお届けします。 As the saying goes, “Compassion is not…
幸せを追求する能力は誰もが持っている天賦の才能。しかし、それにもかかわらず、私たちが幸せを追い求めることを邪魔する障害がある――それは、「自分は幸せに生きるに値しない」という漠然とした感覚。この感覚を排除できて初めて、私たちは本当に幸せにな…
「幸せな結婚への鍵は、正しいパートナーを見つけること」――実は、この思い込みこそが、多くの場合、幸せな結婚の実現を邪魔していると言います。大切なのは、「一人の正しい人間を見つける」ことではなく、自分が選んだ「一人の人間との関係を育む」こと――…
米国では結婚したカップルの約4割。日本では3組に1組が離婚するという、今。その原因は、「愛とはどんなもので、何を必要としているか」に関する誤解から生じていると言います。長続きする結婚のキイ・ワードは「評価されたい」から「知られたい」への意…
「自分を犠牲にすること」=「愛」という考え方は、かなり根強いと思いますが、実は、これこそ、あなたを不幸にしてしまう原因のひとつ。そして、その際、何をもって「犠牲」と呼ぶのかが大事だと言います。キイ・ワードは、「コア・セルフ(真の自分)」。私た…
ある研究によると、12歳になるころまでに、子供たちは学習を、スクールワーク(学業)とホームワーク(宿題)、そしてハードワーク(勤勉/重労働)からなるもの、つまり、仕事(ワーク)として認識するようになり、明らかに遊びとは区別するようになると言います。実…
スポーツなどで良く使われる言葉「ゾーンに入る」とは、「ボールが止まって見えた」「体が勝手に動いた」など、ある意味「神がかった」状態を指しますが、私たちの日常生活でも、それに近い状態が充分起こりうると言います。心理学者のミハイ・チクセントミ…
本当の幸せに欠かせないのは、今この瞬間の「喜び」だけでなく、将来の「意義ある」目標に向かって確実に進んでいるという充実感を同時に体験すること。すなわち、人生の「目標」をいかに設定するかが大切になってきます。「でも、目標なんて、そう簡単に設…