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マインドフルネス瞑想とアインシュタインの手紙。「マインドフルネス ストレス低減法」その26

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マサチューセッツ大学メディカル・センターのストレス・クリニックでは、プログラム
終了時に、患者たちに必ず小冊子を配っており、その巻末には、アインシュタイン
手紙が引用されていると言います。その内容は、マインドフルネス瞑想の精神を非常に
よくとらえており、仏教あるいは東洋思想が二千年以上も探求し続けてきた「全体性
(wholeness)」を実際に体験することで、私たちが自己という牢屋から解放される
ことを連想させるもの。バイリンガルでご紹介します。

 

A human being is a part of the whole, called by us “Universe,” a part limited in time and
space. He experiences himself, his thoughts and feelings as something separated from
the rest――a kind of optical delusion of his consciousness. This delusion is a kind of
prison for us, restricting us to our personal desires and to affection for a few persons
nearest to us.

人間は、私たちが“宇宙”と呼んでいるものの全体の一部です。時間も空間も、限定
された一部なのです。人は、自分自身とか、自分の思考や感情などが、体のほかの部分
とは切り離されているもののように考えています。これは自分の意識に対する一種の
幻想です。この幻想は一種の牢屋のようなもので、ここに入ると個人の欲望や自分に
近い数人に対する愛情だけに縛られることになります。

 

Our task must be to free ourselves from this prison by widening our circles of
compassion to embrace all living creatures and the whole nature in its beauty. Nobody is
able to achieve this completely, but the striving for such achievement is in itself a part of
the liberation and a foundation for inner security.

私たちは、あらゆる生きものと自然全体を、そのすばらしさゆえに抱擁するために、
慈しみの輪を広げてこの牢屋から自分を解放しなければなりません。これが完璧に
できる人はいませんが、努力し続けること自体が、この牢屋からあなたを解放し、
内的な安定を得るための基礎を作るのです。

 

 

いかがでしたか?著者ジョン・カバットジンは、このアインシュタインの言葉を補足
して、マインドフルネス瞑想を続けることによってもたらされる、私たちの心の変化を
以下のように説明しています。

 

When we used the word healing to describe the experience of people engaging
in mindfulness training through MBSR, what we mean above all is that they are
undergoing a profound transformation of view, what I sometimes refer to as a “rotation
in consciousness.” This transformation is brought about by the encounter with one’s own
wholeness, catalyzed by the meditation practice itself. When we glimpse our own
completeness in the stillness of any moment, when we directly experience ourselves
during the body scan or the sitting meditation, or while practicing the yoga as whole
in this very moment and also as part of a larger whole, a new and profound encountering
and coming to terms with our problems and our suffering begins to take place. We begin
to see both ourselves and our problems differently, namely from the perspective of
wholeness.

注意集中力を養うための「マインドフルネス瞑想法」を行なっていると、いろいろな形
で視野の変化が訪れます。瞑想を行ない、“今”という静止した瞬間の中で、自分自身が
完全なものであるということをかいま見たとき、そして同時に、“自分が一つの全体で
あり、かつ、より大きな全体の中の一部である”ということを直(じか)に体験した
とき、私たちがかかえている問題や悩みに対して、新しい、深い視野が開けます。
つまり、自分自身やさまざまな問題を“全体性”という別の角度から見ることができる
ようになるのです。

 

Full Catastrophe Living (Revised Edition): Using the Wisdom of Your Body and Mind to Face Stress, Pain, and Illness

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マインドフルネスストレス低減法

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