しあわせになる英語 English for Happiness

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「ダライ・ラマ 思いやりのある生活」その1。真の幸福に欠かせないのは「他者」と「思いやり」

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あなたの幸福は、誰かの存在があってこそ。社会的な動物である人間にとって、
他者からの「思いやり (compassion)」が、幸せな人生を送るために欠かせないと
言います。世界中で「孤独 (loneliness)」の問題が語られている今ほど、他者を思う
気持ち「思いやり」の重要性を説き続けてきたダライ・ラマの言葉が、胸に響く時は
ないかもしれません。バイリンガルでご紹介していきます。

 

We are, after all, social animals. Without human friendship, without the human smile,
our lives become miserable. The loneliness becomes unbearable.

結局のところ、人間は社会的な動物です。人の友情や人の笑顔がなければ、人生は
みじめになり、孤独はやがて耐え難いものになります。

 

Such human interdependence is a natural law――that is to say, according to natural law,
we depend on others to live. If, under certain circumstances, because something is
wrong inside us, our attitude toward our fellow human beings on whom we depend
become hostile, how can we hope to attain peace of mind or a happy life? According to
basic human nature or natural law, interdependence――giving and receiving
affection――is the key to happiness.

このような人間の相互依存性は、「自然法則」です。つまり、自然界の法則や人間の
社会法則に従って、他者に依存しながら人は生きていくのです。ある状況で心の状態が
よくないために、自分が依存している仲間なのに敵意のある態度を取ったと
しましょう。そうなったとしたら、心の平安や幸せな生活を望めるでしょうか。
自然法則によれば、幸福になる鍵を握っているのは、「相互依存性」――好意を授け、
受けとること――なのです。

 

Ultimately, the reason why love and compassion bring the greatest happiness is simply
that our nature cherishes them above all else. However capable and skillful an individual
may be, left alone, he or she will not survive.

結局、愛情や思いやりが最大の幸福をもたらすのも、人間の本質が他のなによりそれを
大切にしているからです。どれほど有能であろうと、たった一人取り残されれば、その
人は生き延びられないでしょう。

 

After birth, the first few weeks are the most crucial period for the healthy development of
the child. During this time, I was told, one of the most important factors for ensuring rapid
and healthy growth of the baby’s brain is the mother’s constant physical touch. If the
child is left unattained and uncared for during this crucial period, although the effects
on the child’s mental well-being may not be immediately obvious, physical damage can
result from this will later become quite noticeable.

誕生後、最初の数週間が子どもの健やかな成長にとって最も大切な時期です。その際、
赤ん坊の脳の健全ですみやかな発達を確実にするものは、母親の絶え間ない身体的接触
です。この決定的な時期に子どもが無視されたり、世話されなかったりしたら、後に
身体的損傷となって目立ってくるはずです。

 

The central importance of love and caring continues throughout childhood. When a child
sees someone with an open and affectionate demeanor, someone who is smiling or has
a loving and caring expression, the child naturally feels happy and protected. On the
other hand, if someone tries to hurt the child, it becomes gripped by fear, which leads to
harmful consequences in terms of the child’s development.

愛情と思いやりは、幼児期になっても重要です。寛大で優しい態度の人や、微笑んで
いたり、気づかっている表情を浮かべたりしている人に子どもが気づけば、幸せで
守られているように感じるのです。一方、誰かが子どもを痛めつけようとすれば、
恐怖心がこびりついて子どもの発達の面で有害な結果を招くものです。

 

Nowadays, many children grow up in unhappy homes. If they do not receive proper
affection, in later life they will rarely love their parents and, not infrequently, will find it
hard to love others. This is of course very sad.

最近では、不幸せな家庭で成長する子どもが増えています。適切な愛情を受け
なければ、ゆくゆくは両親をめったに愛さなくなるでしょうし、他者を愛するのは
難しいと気づくかもしれません。これはたいへん悲しいことです。

 

いかがでしたか?最近のSNS(Social Networking Service)の爆発的な普及も、
社会的な動物 (social animal) である人間の本質から来るものなのかもしれませんね。
以下、ダライ・ラマのメッセージ「思いやりと個人」をご紹介しておきます。
「思いやり (compassion) 」に関する、より詳しい発言です。ご参考まで。

 

英語

https://www.dalailama.com/messages/compassion-and-human-values/compassion

 

日本語

http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/message/compassion_and_individual.html

 

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