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ハーバード超人気講座「HAPPIER」その6。あなたも体験できる? 至福の瞬間「ゾーンに入る」とは?

 

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スポーツなどで良く使われる言葉「ゾーンに入る」とは、「ボールが止まって見えた」
「体が勝手に動いた」など、ある意味「神がかった」状態を指しますが、私たちの
日常生活でも、それに近い状態が充分起こりうると言います。心理学者のミハイ・
チクセントミハイが、これを「フロー」と呼んで様々な研究を行なっており、私たちに
重要なヒントを与えてくれています。それは、幸せになるためには「つらい努力」が
欠かせない、という思い込みを打ち破るもの――バイリンガルで、どうぞ。

 

Flow, according to Csikszentmihalyi, is a state in which one is immersed in an
experience that is rewarding in and of itself, a state in which we feel we are one with
the experience, in which “action and awareness are merged.”

フローとは、特定の作業に没頭し、その作業とのいわば一体感を感じている状態で
あり、チクセントミハイはこれを、「行動と意識が融合した状態」と表現しています。

 

We all know what it feels like to be so absorbed in reading a book or writing a paper that
we fail to hear our name being called. Or while cooking a meal or talking to a friend or
playing basketball in the neighborhood park, we discover that hours have gone by when
it seemed that only minutes had passed. These are experiences of flow.

本を読むこと、あるいは何かを書くことに没頭していて、名前を呼ばれてもそれに
気づかなかったという経験は、おそらく誰にでもあるはずです。私たちはまた、時間を
忘れて、さまざまなこと、たとえば、料理作り、友人との会話、近所の公園での
バスケットボール遊びなどに没頭することもあります。そのとき私たちは、実際には
数時間も経過しているというのに、数分程度しかたっていないように感じます。これが
フローです。

 

When in a state of flow we enjoy both peak experience and peak performance: we
experience pleasure and perform at our best. Athletes often refer to this experience as
being in the zone.

フローの状態にあるとき、私たちは、ピーク・エクスペリエンス(至高体験)とピーク・
パフォーマンス(至高動作)の双方を体験しています。つまり、大きな喜びを体験
しながら、何かをとてもうまく行なっています。スポーツ選手たちはよく、これを
「ゾーン」に入った状態だと表現しています。

 

Whatever we do in a state of flow――whether kicking a ball, carving wood, writing
a poem, or studying for an exam――we are completely focused on our activity; nothing
distracts us or competes for our attention. Performing at our best, we learn, grow,
improve, and advance toward our future purpose.

私たちは、フローの状態のなかで何かを行なっているとき――たとえそれがボールを
蹴ることであれ、彫刻をすること、詩を書くこと、あるいはテストの勉強をすることで
あれ――それを行なうことに完璧に集中していて、ほかのどんなものにも気を
散らされることがありません。そのとき私たちは、何かをとてもうまく行ないながら、
目指す目標に向かって喜々として前進しています。

 

Csikszentmihalyi explains that having goals, having a clear sense of purpose, is
necessary in order to attain flow. While goals can and do change over time, the direction
of the activity has to be unambiguous while we are performing it. When we are not
distracted by all the other possible things we could be doing, when we are
wholeheartedly committed to our objective, we are free to devote ourselves fully to the
task at hand. As I discussed earlier in the chapter on goals, having a clear destination in
mind liberates us to enjoy the journey.

チクセントミハイは、「フローを頻繁に体験するには、明確な目標を持つことが不可欠
である。私たちが何かに没頭するためには、それをすることが自分とって重要なことで
なくてはならないからだ」と説明しています。

 

In flow, present and future benefit merge: a clear future goal is not in opposition but
rather contributes to the experience of the here and now. Flow experiences lead to
higher level of happiness by transforming the formula of “no pain, no goal” to “present
gain, future gain.”

フローのなかでは、現在と未来の利益が見事に両立しています。フローの体験は、
「痛みなくして得るものなし」という公式を、「喜びありて得るものあり」という公式
に変えることで、私たちに究極の通貨(幸せ)をふんだんにもたらしてくれます。

 

Csikszentmihalyi’s studies of flow show that the “no pain, no goal” model is based on the
myth that only through extreme and sustained overexertion can we attain our optimal
level of performance. Research on flow shows that pain is not, in fact, the optimal
condition for peak performance. Rather, there is a specific zone, the line between
overexertion and underexertion, where we not only perform at our best but also enjoy
what we are doing. We reach this zone when our activities provide the appropriate level
of challenge, when the task at hand is neither too difficult or too easy.

フローに関するチクセントミハイの研究は、出世競争型の幸せモデルが、「よい仕事を
行なうためには、つらい努力が不可欠である」という迷信に基づいたものであることを
証明しました。ピーク・パフォーマンスに伴うものは、苦しみではなく喜びなのです。
ある特別なゾーンが存在していると彼は言います。それは「多すぎる努力」と「少な
すぎる努力」に挟まれたゾーンで、私たちはそのなかにいるとき、行なうべきことを
とてもうまく行なえるとともに、それを行なうことを楽しむことができます。私たちが
そのゾーンに入ることができるのは、行なっている作業が妥当な難易度を持つとき、
つまり、「難しすぎもせず、易しすぎもしない」ときです。

 

いかがでしたか? つまり、「私たちがフローを体験できるのは、自分の能力レベルと
作業の難易度が一致した時」という研究データがあると言うのです。言い換えれば、
「フローの状態→何も考えずにスイスイと作業がすすむ状態」は、自分の能力に
ピッタリ合った難易度の作業に取り組んでいる時に起き、逆に私たちは、作業の難易度
が高くて、自分の能力のレベルが低い時には「不安」を感じ、能力のレベルが高くて、
作業の難易度が低い時には「退屈」を感じるのだそうです。ご参考まで。

 

 

 

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