人生で学ぶべきもっとも重要なことは、いかにして与えるかだと言います。とくに、
純粋な「与える」行為は、相手に利益をもたらすだけではなく、私たちもいい気分に
してくれる。お返しを期待して与えるよりも、愛の気持ちから与えるほうが、想像も
していなかったお返しを受け取れる。愛することは、与えることだと言うのです――
与えることの大切さを解説した、この章(第10章)の最後の部分を、バイリンガルで
お届けします。
It is said that one of the most important lessons one has to learn in life is how to give.
Especially, genuine giving is not only altruistic; it also makes us feel better. When we
give from a place of love, rather than from a place of expectation, more usually comes
back to us than we could ever have imagined. They say that to love is to be able to
give――I bring to you, both in English and in Japanese, the ending part of Chapter 10
that has commentaries on the importance of giving.
Think about this; if you see that your purpose in life is to give, then it’s almost impossible
to be conned. If someone takes, they are simply fulfilling your life’s purpose, and they
deserve your thanks. George Bernard Shaw summed it up beautifully in the quotation
below. Reading these words daily will greatly help you to put things in perspective and
give you the courage to move beyond your fear, so that you can be of great use to the
world:
あなたの人生の目的が与えることであれば、騙されることなど、ほとんど不可能に
なります。誰かが何かを手に入れれば、たんにあなたの人生の目的が満たされたので
あり、あなたにとって彼らは感謝すべき存在です。皮肉屋だが素晴らしい人生の指南役
だった文学者、バーナード・ショウがこの点について以下のように見事にまとめて
います。毎日この言葉を読むことは、あなたの考え方を整理する助けとなり、不安を
乗り越えて前進する勇気を与えてくれるでしょう。それによって、あなたは世界に
大きく貢献する存在になることができます。
This is the truly joy in life, the being used for a purpose recognized by yourself as
a mighty one, the being a force of nature instead of a feverish selfish little clod of
ailments and grievances complaining that the world will not devote itself to make me
happy.
「人生における真実の喜びは偉大なる目的のために使われること。世界は自分を幸せに
する努力を怠っていると不平を言う、病的な熱に浮かれた自己中心的な愚か者になる
のではなく、自然のなかの一つの力になること。
I am of the opinion that my life belongs to the whole community and, as long as I live, it is
my privilege to do for it whatever I can. I want to be thoroughly used up when I die, for
the harder I work the more I live.
私の人生は社会全体のものであり、生きている限りそのためにできる限りのことをする
ことが私に与えられた特権だ。完全に使い果たされて死にたい。働けば働くほど、より
生きることができるのだから。
I rejoice in life for its own sake. Life is no brief candle to me. It’s a sort of splendid torch
which I’ve got to hold up for the moment and I want to make it burn as brightly as
possible before handing it on to future generations.
私は人生そのものを喜ぶ。人生は儚(はかな)いロウソクの炎ではない。しばらく
掲げもつ必要のある燃え盛る松明(たいまつ)のようなもので、未来の世代に受け渡す
前に私はそれをできる限り明るく光り輝かせたいのだ」
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