しあわせになる英語 English for Happiness

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「悟りを生きる」。その19。「すべてのものは、それ以外のものとの関係性がなければ存在しない」という「空(くう)」の考え方を理解すれば、あなたの人生の苦しみは劇的に減る? “Living Realization” No.19―Will the suffering of your life be dramatically diminished, when you understand “emptiness,” ; “Everything only exists in relationship to other

 

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あなたの人生の苦しみを劇的に減らすと言う空(くう)の教え;「あなた自身を含めて、
あらゆるものは空であり、独立性もない」――解説を、バイリンガルで、どうぞ。

The teaching of emptiness is said to dramatically diminish the suffering of your life; “The
emptiness and inseparability of all things including yourself”――more to come both in
English and in Japanese.

 

 

 

In conventional existence, no thing exists by itself, in a vacuum, on its own side. In fact,
things only exist in relationship to other things. This means that the experience of any
thing
is dependent upon (and inseparable from) the thoughts, emotions, sensations that
make it up, as well as the other things that relate to it. For something to be dependent on
other things means that it cannot be known or experienced without relating it to other
things.

慣習的現実においては、何らかのものが、それ以外に何もない状況で一つだけ存在する
ことはあり得ません。実際は何もかもがそれ以外のものとの関係性の中にしか存在
しません。つまり、どのような物事の体験も、それを創作している思考や感情、感覚、
そして関係する他のものがなければ成立しません (それらと切り離すことが
できません)。それ以外のものに依存して成立するとは、その他のものと関連づけ
なければそれを知ることも体験することもできないという意味です。

 

 

The self is empty of separate nature. The identity is dependent upon thoughts like, ”I am
not good enough,” or “ I am unlovable.” It is dependent on the emotions and sensations
that arise with those thoughts.

自己は独立して存在しません。自分が何者かという認識は、「私はダメな人間だ」とか
「私は愛されない」などの思考があるから成り立ちます。また、これらの思考と共に
生じる感情と感覚もそれに一役買っています。

 

 

As we look more closely, it is even dependent on (and inseparable from) the other
people and objects in your life that appear to mirror the story back to you.

さらに詳細に見ていくと、それはあなたが今までに出会った人々やものがあってこそ
成り立っていて (しかもそれらとは切り離せない)、その人々やものはあなたに向かって
あなたの物語を映し出していることがわかります。

 

 

For example, how could you see yourself as deficient if there were no others to compare
yourself to――others that are good enough or lovable? Seeing this clearly releases the
tendency to compare yourself to others for an inherent, objective, separate sense of self.
It releases the need for seeking.

例えば、もし比べる人――優秀だったり愛されたりする人――が誰もいなかったら、
あなたは自分に欠点があるとは思わないでしょう。これをはっきりと見抜けば、人と
比較することで、本質的かつ客観的な独立した自己でいる感覚を維持しようとはしなく
なります。何かを追求せずにはいられない状態から抜け出すことができます。

 

 

What you are seeking is merely a projection of what you think you lack. It is not
inherently out there. Things exist in relationship.

あなたが追求しているのは、単に自分で自分に欠けていると思い込んでいるものの投影
です。追求しているものは、元々あなたの外にはありません。何もかも、関係性の中に
しか存在しないのです。

 

 

Looking at conventional existence through the lens of interdependency further deepens
the realization of the emptiness and inseparability of all things. Nothing stands alone,
separate from everything else. An inherent, objective, separate sense of self is never
experienced. Everything is mirroring and reflecting everything else in every instant.

物事は互いに依存して成立することを踏まえて慣習的現実を見ると、あらゆるものは空
であり独立性もないことがいっそう理解できます。何ごともそれ以外のものから
切り離されて、それだけで存在することはできません。独立した客観的かつ本質的な
存在である自己を体験することは決してありません。どの瞬間にも、あらゆるものに
それ以外のものが映り込み、すべてを映し出しています。

 

 

The deeper this realization, the less you experiencing suffering, seeking, and conflict in
relationship. What’s left is merely a conventional self, known and experienced only
through thoughts, emotions, and sensations and only in the mirror of relationship to
others. And others are known and experienced only through this same play of thoughts,
emotions, and sensations.

この理解が深まれば深まるほど、人間関係による苦しみや追求、葛藤が減って
いきます。残されたのは単に慣習的な自己、つまり思考や感情、感覚を通してのみ
知られ体験される自己、相手との関係性の鏡の中だけにいる自己です。そしてあなたは
自分以外の人をも、同じように思考や感情、感覚の戯れを通して知り体験するのです。

 

 

Everyone is appearing, and relationship is happening, but in a mirage-like, transparent,
empty way. In this way, you don’t negate existence entirely, which would be an extreme
view. The play of uniqueness is embraced but nothing is separate, standing alone, apart
from everything else. Nothing exists in a vacuum. Interdependency is everywhere.

様々なものが現れていてかかわり合っていますが、すべては蜃気楼のようで、透明で
空っぽです。こうしてあなたは、存在を全否定するという極端な見方をしなく
なります。独特なものの戯れを喜んで受け入れますが、どれも独立したり単独で存在
したりしていません。何ごともそれだけで存在してはいません。どれもこれも、互いに
依存しながら存在しています。

 

 

At this point, you may feel pulled towards some final mental landing point, such as,
“Emptiness is all there is.” This is just another extreme, dualistic position. The mind loves
its positions because it seeks security. And security is always coming from a sense of
a deficient self that is insecure.

ここまで来て、あなたは「空がすべてだ」のような究極の結論に落ち着きたくなるかも
しれません。しかしそれは単に、一つの極端な二元的見解でしかありません。マインド
は安定を求めるので、自分の見解に執着します。そして安定を求めるのは、欠陥のある
自己が不安だからです。

 

 

See that emptiness is empty and that the insecure self that seeks to identify with that
word is also empty. Try to find emptiness as something existing all by itself, as if it were
the only real thing. Is the word “emptiness” it? That’s just a thought. Is a quiet mind it?
No, that’s just the absence of thought.

空は空っぽだし、その言葉を自分だと認識しようとする不安な自己も空なのです。唯一
の実在であるかのように、それだけで存在している空があるかどうか探してみて
ください。「空」という言葉がそれですか? それは単なる思考です。沈黙したマインド
がそれですか? いいえ、それはただ思考がないだけです。

 

 

Is emptiness floating around everywhere like a substance? Where is that substance when
you aren’t thinking about it? Is emptiness awareness? No, awareness is the capacity to
observe.

空が物質のようにそこら中に漂っていますか? あなたがその物質について考えて
いなければ、それはどこに存在するのでしょう? 空が気づきでしょうか? いいえ、
気づきとは観察する能力です。

 

 

Emptiness is merely a word used to describe the realization that things still appear. But
they have no separate nature. Don’t turn emptiness into a belief. You don’t need it. Enjoy
the emptiness of yourself, others, relationship and the world as it shows up. Enjoy your
present experience, as it is.

空とは単なる言葉で、物事は相変わらず現れるものの、どれも独立性はないことを表現
するために使われます。空を信仰しないでください。あなたはそれを必要として
いません。空のあなた、人々、人間関係、そしてこの世界を、現れるままに楽しんで
ください。今あなたが体験していることを、あるがままに楽しんでください。

 

 

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