しあわせになる英語 English for Happiness

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「ダライ・ラマ、イエスを語る」。その9。キリスト教にも大乗仏教にも共通の教え。あなたの敵は、あなたの霊的成長にとって欠かせない存在? “Dalai Lama: The Good Heart” No.9――A teaching common in Christianity and Mahayana Buddhism: Are your enemies indispensable for your spiritual development?

 

 

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聖書の中の有名な教え「汝の敵を愛せ」は、大乗仏教のある代表的な書物を想い
起させると言う――解説を、バイリンカルで、どうぞ。

A famous teaching in the Bible, “Love your enemies,” is said to remind us of
a representative book of Mahayana Buddhism――more to come both in English and in
Japanese.

 

 

 

You have heard that they were told, “Love your neighbor and hate your enemy. ”But what
I tell you this: Love your enemies and pray for your prosecutors; only so can you be
children of your heavenly Father, who causes the sun to rise on good and bad alike, and
sends rain on the innocent and the wicked. If you love only those who love you, what
reward can you expect? Even the tax-collectors do as much as that. If you greet only your
brothers, what is there extraordinary about that? Even the heathens do as much. There
must be no limit to your goodness, as your heavenly Father’s goodness knows no
bounds.

 [Matthew s:43-48]

あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。

しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。

あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、

正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。

自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。

徴税人でも、同じことをしているではないか。

自分の兄弟にだけ挨拶したところで、どんな優れたことをしたことになろうか。

異邦人でさえ、同じことをしているではないか。

だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、

あなたがたも完全な者となりなさい。

(『マタイによる福音書』第五章四十三節から四十八節)

 

 

These Gospel passages also remind me of reflections in another Mahayana text called
A Guide to the Bodhisattva’s Way of Life, in which Shantideva states that it is very
important to develop the right attitude toward your enemy.

また、この一節はシャーンティーデーヴァの『入菩提行論』という大乗仏教書も思い
出させます。この本では、敵に対する正しい態度を身につけることがたいへん重要だと
説かれています。

 

 

If you can cultivate the right attitude, your enemies are your best spiritual teachers
because their presence provides you with the opportunity to enhance and develop
tolerance, patience, and understanding.

敵がいるということは、自分の中に寛容と忍耐と理解を高め、成熟するチャンスを
あたえられたわけですから、この機会をとらえて、もしも正しい態度を養うことが
できるならば、敵の存在はあなたがみずからの霊性を高めるための、最高の教師に
なってくれるはずです。

 

 

By developing greater tolerance and patience, it will be easier for you to develop your
capacity for compassion and, through that, altruism. So even for the practice of your own
spiritual path, the presence of an enemy is crucial.

より寛容に、また忍耐強くなれば、慈悲の心も大きくなります。そして、そこから
利他心への道が開かれます。ですから、霊性の道を歩んでいくうえにも、敵の存在は
欠かせないのです。

 

 

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