誰かを助けたつもりが、時には、その人に害を及ぼすことがあると言います――
バイリンガルで、どうぞ。
It is said that when you think you have helped someone, sometimes, you end up with
harm to him or her――more to come both in English and in Japanese.
Helping, fixing, and serving represent three different ways of seeing life. When you help,
you see life as weak. When you fix, you see life as broken. When you serve, you see life as
whole.
助ける、直す、奉仕する、の三つは、人間の生についてそれぞれ異なった見方を
しています。助けるときは、対象を弱いものとして、直すときは、壊れたものとして
見ています。一方、奉仕する場合は、全体として捉えています。
When we help we may inadvertently take away from people more than we could even
give them; we may diminish their self-esteem, their sense of worth, integrity and
wholeness. When I help I am very aware of my own strength.
助けるとき、相手に与えるよりも多くを、相手から知らないうちに奪っている可能性が
あります。相手の自尊心、価値観、誠実さ、そして全体性を低下させているかも
しれません。誰かを助けるとき、人は、自分の方が強く優位にあるように感じます。
But we don’t serve with our strength, we serve with ourselves. We draw from all of our
experiences. Our limitations serve, our wounds serve, even our darkness can serve. The
wholeness in us serves the wholeness in others and the wholeness of life.
しかし奉仕するときは、自分の強さではなく、ありのままの自分自身で奉仕
するのです。私たちのあらゆる経験を活用します。自分の欠点も、心の傷も、心の闇
までもが、奉仕を行えるのです。全き自分が、全き相手と全きいのちに対して奉仕を
するのです。
Altruism at its best is a radical expression of connection, concern, inclusivity, and a sense
of responsibility regarding the well-being of others. It is about consciously not robbing
others of their autonomy by “helping” or “fixing” them. It is about the realization that our
own survival is not separate from the survival of others.
優れた利他性とは、結びつき、気づかい、受容性、他者の幸福への責任感が、徹底
されて表れるものです。「助け」て「直す」ことで相手の自律性を奪ってしまわない
よう、意識することで生まれるのです。他者が生き延びることと自分が生き延びること
は切り離せない、という認識でもあります。
I believe that our deep work is to build a strong internal infrastructure of character,
recognize the perils that are disguised as goodness, and have the wherewithal to step
out of trap before it closes around us. Yet we can also fall prey to self-deception,
misguided motivations, and the need for praise at one time or another. And when this
happens and we recognize it, here is where we open the great gift of humility borne of
failure.
深く取り組むべきは、しっかりとした人格の基盤を内面に形成すること、善意を装った
わざわいを認識できるようになること、罠にかかる前にそこから逃れる手立てを持つ
ことでしょう。それでもいつのまにか、自己欺瞞、誤った動機、称賛への欲求の餌食に
なってしまうことはあります。そうなったと気づいたときは、失敗がもたらす謙虚さと
いう、ありがたい贈りものを受け取る機会となることでしょう。
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