しあわせになる英語 English for Happiness

共に学ぶ「お役立ち」プログをめざします。

「悟りを生きる」。その3。初めは、1回につき3秒から5秒。「気づき」という安らぎの空間で休息することが、あなたの人生を劇的に変える? “Living Realization” No.3――At first, 3 to 5 seconds at a time. Will resting in the peaceful space called “awareness” transform your life dramatically?

 

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幸福の実現は、「気づき」を認識するだけでなく、いかにその「空間」で休息できるか
にかかっていると言います。――解説を、バイリンガルで、どうぞ。

The realization of happiness is said to depend not only on recognition of “awareness” but
also on whether you can rest in that “space” or not――more to come both in English and
in Japanese.

 

 

 

The invitation here is to rest in thought-free awareness as often as possible throughout
the day, every day. Just take very brief moment at first――three to five seconds at a time.
But take those moments repeatedly. Don’t want to take a moment every hour or every
ten minutes. Rest as often as you remember to do so, over and over. The moments
naturally become longer the more often you rest. You are resting into the present
moment as it is, without placing stories and labels on what is happening.

ここで試していただきたいのは、1日を通してできるだけ頻繁に思考のない気づきの中
で休息するということを、毎日繰り返すことです。初めはほんの少しの時間で
構いません。1回につき3秒から5秒ほどです。でもそれを繰り返してください。
1時間おきにしようとか、10分おきにしようとか考えないで、何回でも思い出した時に
そうしてみてください。頻度が増えるほど、休息している時間は自然に長くなります。
起きていることから物語を創作したり、それにラベルを貼りつけたりすることなしに、
あるがままの今の瞬間に休息します。

 

 

You begin to see that this thought-free space is present wherever you go, no matter
where you are. You notice it at home, at work, in the company of others, and when you
are alone. You experience its natural peacefulness. It feels like home.

この思考のない空間は、あなたがどこへ行こうと、どこにいようと存在していることが
わかってきます。家でも仕事場でも、他の人と一緒にいても一人でも、あなたはそれを
認識します。その自然な安らかさを感じ取ります。まるでわが家のようです。

 

 

Make relaxing into this present, restful space the most important thing in your life.
Return there often until the return becomes automatic. It will become automatic because
the peace within the space has a powerful pull to it.

くつろいで今のこのゆったりした空間に入っていくことを、人生の最重要課題に
してください。頻繁にその空間に戻るようにして、自動的に戻ってしまうまでになって
ください。その空間の安らぎには、それへと引き寄せる強い力があるので、自動的に
戻ってしまうのです。

 

 

Awareness is the boundary-less, thought-free present space to which everything comes
and goes. As you rest often, it becomes more obvious that appearances come and go to
awareness.

気づきとは、境界も思考もない今の空間であり、あらゆる物事がそこに現れては消えて
いきます。あなたが休息することが多くなればなるほど、現れはその気づきに訪れて
去っていくということが納得できるようになります。

 

 

The experience of boundaries arises by way of thoughts and mental images, which are
appearances. When a thought or mental image appears, it seems to refer to a separate
object that has a boundary around it. Awareness is what sees or experiences that thought
or mental image. When the thought or mental image disappears, the experience of that
object existing as its own separate thing disappears also.

物事の輪郭として見えている境界線は、頭の中の映像と思考によって描かれています。
映像や思考は現れです。映像や思考が浮かぶと、それらは周囲との境界線をもつ、周囲
から独立した物体に関するものだと見なされます。その映像や思考を見ているのが
気づきなのです。それらが消えると、独立した存在としてのその物体に対する認識も
また消えてしまいます。

 

 

Awareness is that which watches and hears the voice in your head. While it may be
helpful to use metaphors and descriptions to get an experiential introduction to
awareness, we need to be clear――right from the start――that awareness cannot be
described or captured in words and mental pictures.

気づきとは、頭の中の声に注意を向けている、つまりそれを聞いている、名前のない
存在です。気づきを認識する手始めとして、それを何かに例えたり解説したりするのは
役立つ場合もありますが、まず最初にはっきりさせておかねばならないのは、言葉
または映像を思い浮かべることで気づきを表現したり理解したりするのは不可能なこと
です。

 

 

The voice in your head can only give you words and mental pictures. Whatever words or
pictures we come up with are merely appearances to awareness. They come and go in
a more basic awareness.

頭の中の声ができるのは、あなたに言葉や映像を提供することだけです。どのような
言葉や映像が生じても、それらは単に気づきに現れるものなのです。それらは、根底に
ある気づきの中で現れては消えていきます。

 

 

Try not to get too involved in intellectualizing about what is meant by the word
“awareness.” The most direct approach is simply to rest, without thought, on a regular
basis. From the rest, it becomes easier to directly experience all words and mental
pictures as appearances that come and go to this more basic awareness.

「気づき」という言葉を知的に理解しようと一生懸命にならないでください。最も
手っ取り早い方法は、単純に思考のない休息を実行し続けることです。休息すること
で、すべての言葉や映像はより深いところにある気づきに訪れては消えていく現れだ
ということを、直接に認識しやすくなります。

 

 

 

 

悟りを生きる ― 非二元へのシンプルなガイド ―(覚醒ブックス)

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「悟りを生きる」。その2。幸福への第一歩、「気づき」を認識するための、簡単にできる方法とは? “Living Realization” No.2――What is the easy-to-do method to recognize “awareness,” which is the first step to happiness?

 

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仏教、マインドフルネス瞑想などでも、その重要性が強調されている「気づき」。
幸福への道は、それを認識することから始まると言います。まずは、理論より実践――
バイリンガルで、どうぞ。

The importance of “awareness” is emphasized in the Buddhist teachings and mindfulness
meditation. The path to happiness is said to begin with recognition of awareness. First,
practice rather than theory――more to come both in English and in Japanese.

 

 

 

Recognize awareness

What is awareness? Right now, before you entertain your story of who you are and
before any other thought arises, there is a basic awake, thought-free awareness here.
Awareness is the basic capacity to be aware. It’s as simple as that. If you try to
understand that intellectually, you miss the simplicity of it. Before you think about it, are
you aware right now? That is awareness.

気づきを認識する

気づきとは何でしょう?自分は何者かという物語が浮かんでくる前の、あるいは
それ以外の思考が生じる前のまさに今、ここには思考を含まない気づきが根底に
あります。気づきとは、気づくという基本的な能力です。それほど単純なものです。
それを頭で理解しようとすれば、その単純さを見逃してしまいます。それについて
考え始める前のこの瞬間、あなたは気づいていますか?それが気づきです。

 

 

In recognizing awareness in every experience, it dawns on us that awareness is always
and already present, regardless of what is happening in our lives. This provides a peace
and stability that passes all understanding. In seeing that awareness is ever-present, we
realize that awareness is our real identity. This naturally and effortlessly releases the
tendency to identify with the various appearances (including thoughts, emotions,
sensations, states, and experiences) that come and go to awareness.

何をしていようとも気づきを認識することで、生活のいかなる場面にも気づきは常に
既に存在していることがわかります。それによって、どのような理解も超えた安らぎと
安定感がもたらされます。気づきがずっと在り続けていることがわかれば、気づきこそ
私たちの正体だということを実感します。私たちは、ともすると姿形(すがた
かたち)、つまり気づきの中に現れては消えてゆく様々なもの(思考や感情、状態、
体験など)を自分自身として認識してしまいますが、こうすることで、努力しなくても
自然にそのような習慣から解放されるのです。

 

 

Start with thought-free awareness

Stop and notice the next thought in your story. As that thought disappears, rest as the
thought-free space that is left. That is thought -free awareness.

思考のない気づきから始める

今やっていることをちょっと中断してみてください。その時、あなたがどういう人間か
という物語にまつわる思考が浮かんできたら、それを察知します。その思考が
消えたら、残された思考のない空間として休息しましょう。それが思考のない気づき
です。

 

 

As humans, we are accustomed to relying heavily on thoughts, both for a sense of self
and for information about others and the world. This habitual tendency to rely on
thought creates a belief in separation. The more we rely on thought, the more it really
feels like each thought is pointing to a separate thing.

人間としての私たちは、自分が何者かを知るために、そして人々やこの世界についての
情報を得るために、思考を大変に信頼する習慣があります。そうして常に思考に頼る
ことで、この世界にあるものは別々に独立して存在すると信じるようになります。思考
に頼れば頼るほど、思考が示唆するものは実際に独立して存在するように
感じられます。

 

 

Suffering, seeking, and conflict arise from the belief in separation. Personal suffering
arises because we identify with the thought stream in our minds. If that thought stream is
negative, we experience emotional and mental suffering. Even if it seems to be positive,
that can also be suffering as we try to defend or protect that image when it feels
threatened in some way.

すべては独立して存在するという信念があることで、苦しみや追求、葛藤が
生まれます。私たちはマインドの中の思考の流れに共鳴してしまうために、個人である
ことの苦しみを抱えます。その思考の流れがネガティブなものならば、感情的、精神的
な苦しみを味わいます。たとえそれがボジティブなものに見えても、何らかの形で
それが傷つけられたと感じた場合には、そのイメージを守ろうとして苦しむことが
あります。

 

 

In this sense of separation, we often see ourselves as deficient in some way: “I’m not
good enough,” “I’m not there yet,” “I’m unlovable,” “I’m inadequate,” or “I’m unsafe.” This
sense of deficiency causes us to seek and try to control or change other people and
situations, in some attempt to fix the deficiency. As long as we identify with this core
deficiency story, we cannot find stable contentment, peace, love, and completion.

このように独立して存在している感覚があると、しばしば自分には何らかの欠陥がある
と考えてしまいます。「私には足りないところがある」とか、「私はまだそこに到達
していない」、「私は愛されない」、「私は無力だ」、「私は安全でない」と
いうように、このような欠乏感があると、それを埋めるために何かを追求するように
なったり、あるいは他人や状況をコントロールしたり変えたりしようとします。胸の奥
にあるこの欠乏の物語を自分のことだと認識する限り、安定した満足感や安らぎ、愛、
完璧性を得ることはできません。

 

 

 

 

悟りを生きる ― 非二元へのシンプルなガイド ―(覚醒ブックス)

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「悟りを生きる」。その1。私たちの苦しみの原因、「すべては別々に独立して存在する」という信念から解放される方法とは? “Living Realization” No.1――What is the method to be liberated from the belief of “everything exists separately,” which is the cause of our suffering?

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幸福への道は、世界の「非二元性」に気づくことから始まる――これまで「二元性の
宗教」キリスト教が支配的だった西洋で、ベストセラーになっている、人生のガイド
ブックをご紹介します。私たちの苦しみの原因を、やさしい英語でシンプルに教えて
くれる、目からウロコの本――バイリンガルで、どうぞ。

The path to happiness begins with an awareness of “Non-Duality” in the world――
I introduce the guide-book for life, which has been the best-seller in the West, where
“religion of duality,” Christianity has dominated so far. It’s an eye-opener to simply teach
us the cause of our suffering in plain English――more to come both in English and in
Japanese.

 

 

 

The Living Realization message is designed to awaken us from the belief in separation
into the present experience of inseparability――Oneness.

本書の内容は、読者がこの世界のものはすべて別々に独立して存在するという思い込み
から目覚めて、分離はないこと――「一なるもの (ワンネス) 」――をこの今に体験
できるように組み立てられています。

 

 

The Middle Way is freedom from these dualistic mental positions of “everything exists
separately” and “nothing exists.” The Middle Way is the way of balance. It keeps us from
turning Oneness into a belief system that denies the play of relativity.

中道とは、「すべては別々に存在している」のか、それとも「何も存在しない」のか、
という二元的とらえ方から自由になることです。中道とはバランスです。中道のおかげ
で、「一なるもの (ワンネス) 」を信念体系に祭り上げて相対性の芝居を否定するほど
極端にならずにすむのです。

 

It is only the belief in being a completely separate person that troubles us. Thought
about a self and the appearance of having a body and even a story are no problem at all
once there is no longer a deeply rooted identification with those appearances.

自分のことを、自分以外の人やものとはまったく別に存在する個人だととらえる信念
だけがあなたを悩ませているのです。自己について思考や体、物語などの現れさえも、
それを自分だと見なす根深い認識がなくなれば、まったく問題ではなくなります。

 

 

Nothing is separate does not mean, “Nothing exists.” Life continues appearing with all of
its relationships, experiences, colors, shapes, tastes, smells, and labels, yet nothing
appears inherently separate and cut off from everything else.

何も独立して存在しないというのは、「何も存在しない」という意味ではありません。
この世界には実に様々な関係性や体験、色、形、味わい、匂い、ラベルが現れ続ける
ものの、どれも本質的にそれ以外のすべてから切り離されて独立して存在するものには
見えないのです。

 

 

Taking up the invitations in this book is like following a map of the river. In recognizing
awareness as ever-present and seeing through separation, you find that you are living
the Middle Way naturally. Living becomes effortless and the map is not relied upon as
much. Direct experience takes over.

この本の内容を実行するのは、地図に従って川を進むようなものです。気づきが常に
在ることを認識し、すべては分離していないということを見抜けば、自然に中道を
生きている自分を発見することでしょう。生きることには努力がいらなくなり、地図に
はそれほど頼らなくなります。直接的な体験がすべてを圧倒するのです。

 

 

 

 

 

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AIに私たちの人生を乗っ取られる前に知っておくべきこと。PartⅤ。データの奔流の中で生き残るために、私たちが自らに問わねばならないこととは?What we should know about before AI hijacks our lives. PartⅤ――What should we ask ourselves to survive within the torrent of data?

 

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データ至上主義が世界を席巻しようとしている、今、「サピエンス全史」
「ホモ・デウス」など、2000万部以上の世界的ベストセラーの著者・ユヴァル・ノア・
ハラリが、私たちに最も伝えたいメッセージとは?――バイリンガルで、どうぞ。

At the present time when Dataism is conquering the world, what is the message which
Yuval Noah Harari, who is the author of world best-sellers of over 20 million copies such
as “Sapiens: A Brief History of Humankind” “Homo Deus: A Brief History of Tomorrow,”
wants to convey to us?――more to come both in English and in Japanese.

 

 

 

The world is changing faster than ever before, and we are flooded by impossible
amounts of data, of ideas, of promises and of threats. Humans are relinquishing authority
to the free market, to crowd wisdom and to external algorithms partly because we
cannot deal with the deluge of data. In the past, censorship worked by blocking the flow
of information. In the twenty-first century censorship works by flooding people with
irrelevant information.

世界はかつてないほど急速に変化しており、とても手に負えない量のデータや
イデア、約束、脅威が、私たちに押し寄せている。人間は、自由市場や群衆の知恵や
外部のアルゴリズムへと、権威を明け渡している。それは一つには私たちが、殺到する
データを処理できないからだ。過去には、検閲は情報の流れを遮断することで機能
した。21世紀には、どうでもいい情報を人々に多量にお見舞いすることで機能する。

 

 

We just don’t know what to pay attention to, and often spend our time investigating and
debating side issues. In ancient times having power meant having access to data. Today
having power means knowing what to ignore. So considering everything that is
happening in our chaotic world, what should we focus on?

私たちは何に注意を払うべきかまったくわからずに、しばしば枝葉の問題を調べたり
論じたりすることに時間を使ってしまう。古代には、力があるというのはデータに
アクセスできることを意味した。今日では、力があるというのは何を無視するかを
知っていることを意味する。では、私たちの混沌とした世界で起こっていることを
すべて考えると、何に焦点を当てるべきだろうか?

 

 

If we think in terms of months, we had probably better focus on immediate problems
such as the turmoil in the Middle East, the refugee crisis in Europe and the slowing of the
Chinese economy. If we think in terms of decades, then global warming, growing
inequality and the disruption of the job market loom large. Yet if we take the really grand
view of life, all other problems and developments are overshadowed by three interlinked
processes:

何か月という単位で考えるのなら、中東の紛争やヨーロッパの難民危機や中国経済
減速といった、目の前の問題に焦点を当てるべきだろう。何十年の単位で考えるの
なら、地球温暖化や不平等の拡大や求人市場の混乱が行く手に大きく立ちはだかる。
ところが、生命という本当に壮大な視点で見ると、他のあらゆる問題や展開も、次の
3つの相互に関連した動きの前に影が薄くなる。

 

 

1 Science is converging on an all-encompassing dogmas, which says that organisms
       are algorithms and life is data processing.

2 Intelligence is decoupling from consciousness.

3 Non-conscious but highly intelligent algorithms may soon know us better than we
       know ourselves.

1 科学は一つの包括的な教義に収斂 (しゅうれん) しつつある。それは、生き物は
       アルゴリズムであり、生命はデータ処理であるという教義だ。

2 知能は意識から分離しつつある。

3 意識は持たないものの高度な知能を備えたアルゴリズムが間もなく、私たちが
       自分自身を知るよりもよく私たちのことを知るようになるかもしれない。

 

 

These three processes raise three key questions, which I hope will stick in your mind long
after you have finished this book:

この3つの動きは、次の3つの重要な問いを提起する。本書を読み終わった後も
ずっと、それがみなさんの頭に残り続けることを願っている。

 

 

1 Are organisms really just algorithms, and is life really just data processing?

2 What’s more valuable――intelligence or consciousness?

3 What will happen to society, politics, and daily life when non-conscious but highly
       intelligent algorithms know us better than we know ourselves?

1 生き物は本当にアルゴリズムにすぎないのか?そして、生命は本当にデータ処理に
       すぎないのか?

2 知能と意識のどちらのほうが価値があるのか?

3 意識は持たないものの高度な知能を備えたアルゴリズムが、私たちが自分自身を
       知るよりもよく私たちのことを知るようになったとき、社会や政治や日常生活は
       どうなるのか?

 

 

Homo Deus: A Brief History of Tomorrow

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21 Lessons for the 21st Century

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21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考

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AIに私たちの人生を乗っ取られる前に知っておくべきこと。PartⅣ。「データ至上主義」で、人間は幸福になれるか?What we should know about before AI hijacks our lives. PartⅣ――Can humans become happy through “Dataism”?

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「サピエンス全史」「ホモ・デウス」など、2000万部以上の世界的ベストセラーの
著者・ユヴァル・ノア・ハラリが、人間至上主義の代りに、現代科学の主流になった
「データ至上主義」の落とし穴について解説――バイリンガルで、どうぞ。

Yuval Noah Harari, who is the author of world best-sellers of over 20 million copies such
as “Sapiens: A Brief History of Humankind” “Homo Deus: A Brief History of Tomorrow,”
gives us commentaries on a pitfall of “Dataismt”, which has become the main stream of
modern science instead of humanism――more to come both in English and in Japanese.

 

 

 

A critical examination of Dataist dogma is likely to be not only the greatest scientific
challenge of the twenty-first century, but also the most urgent political and economic
project. Scholars in the life sciences and social sciences should ask themselves whether
we miss anything when we understand life as data processing and decision-making.

データ至上主義の教義を批判的に考察することは、21世紀最大の科学的課題であるだけ
でなく、最も火急の政治的・経済的プロジェクトにもなりそうだ。生命をデータ処理と
意思決定として理解してしまうと、何か見落とすことになるのではないか、と
生命科学者や社会科学者は自問するべきだ。

 

 

Is there perhaps something in the universe that cannot be reduced to data? Suppose
non-conscious algorithms could eventually outperform conscious intelligence in all
known data-processing tasks――what, if anything, would be lost by replacing conscious
intelligence with superior non-conscious algorithms?

この世界にはデータに還元できないものがあるのではないだろうか?意識を持たない
アルゴリズムが、既知のデータ処理課題のすべてにおいて、意識を持つ知能をいずれ
凌ぐことができるとしよう。その場合、意識を持つ知能を、意識を持たない優れた
アルゴリズムに取り替えることによって、失われるものがあるとしたらそれは
何だろうか?

 

 

Of course, even if Dataism is wrong and organisms aren’t just algorithms, it won’t
necessarily prevent Dataism from taking over the world. Many previous religions gained
enormous popularity and power despite their factual inaccuracies. If Christianity and
communism could do it, why not Dataism?

もちろん、たとえデータ至上主義が間違っていて、生き物がただのアルゴリズムでは
ないとしても、データ至上主義が世界を乗っ取ることを必ずしも防げるわけではない。
これまで多くの宗教は、事実に関して不正確だったにもかかわらず、途方もない人気と
力を得た。キリスト教共産主義にそれができたのなら、データ至上主義にできない
はずがあるだろうか?

 

 

If Dataism succeeds in conquering the world, what will happen to us humans? Dataism
will probably accelerate the humanist pursuit of health, happiness and power. Dataism
spreads itself by promising to fulfil these humanist aspirations. In order to achieve
immortality, bliss and divine powers of creation, we need to process immense amounts
of data, far beyond the capacity of the human brain. So the algorithms will do it for us.

データ至上主義が世界を征服することに成功したら、私たち人間はどうなるのか?
最初は、データ至上主義は人間至上主義に基づく健康と幸福と力の追求を加速させる
だろう。人間至上主義のこうした願望の充足を約束することによって、データ至上主義
は広まる。不死と至福と神のような創造の力を得るためには、人間の脳の容量を
はるかに超えた、途方もない量のデータを処理しなければならない。だから、
アルゴリズムが私たちに代わってそれをしてくれる。

 

 

Yet once authority shifts from humans to algorithms, the humanist projects may become
irrelevant. Once we abandon the homo-centric world view in favor of a data-centric
world view, human health and happiness may seem far less important. Why bother so
much about obsolete data-processing machines when far superior models are already in
existence?

ところが、人間からアルゴリズムへと権限がいったん移ってしまえば、人間至上主義の
プロジェクトは意味を失うかもしれない。人間中心の世界観を捨てて、データ中心の
世界観をいったん受け容れたなら、人間の健康や幸福の重要性は霞んでしまうかも
しれないからだ。はるかに優れたモデルがすでに存在するのだから、旧式のデータ処理
マシンなどどうでもいいではないか。

 

 

We are striving to engineer the Internet-of-All-Things in the hope that it will make us
healthy, happy and powerful. Yet once the Internet-of-All-Things is up and running,
humans might be reduced from engineers to chips, then to data, and eventually we
might dissolve within the torrent of data like a clump of earth within a gushing river.

私たちは健康と幸福と力を与えてくれることを願って「すべてのモノの
インターネット」の構築に励んでいる。それなのに、「すべてのモノの
インターネット」がうまく軌道に乗った暁には、人間はその構築者からチップへ、
さらにはデータへと落ちぶれ、ついには急流に呑まれた土塊(つちくれ)のように、
データの奔流に溶けて消えかねない。

 

 

Dataism thereby threatens to do to Homo sapiens what Homo sapiens has do to all other
animals. Over the course of history humans created a global network and evaluated
everything according to its function within the network. For thousands of years this
inflated human pride and prejudices.

そうなるとデータ至上主義は、ホモ・サピエンスが他のすべての動物にしてきたこと
を、ホモ・サピエンスに対してする恐れがある。歴史を通して、人間はグローバルな
ネットワークを創り出し、そのネットワーク内で果たす機能に応じてあらゆるものを
評価して来た。何千年もそうしているうちに、人間は高慢と偏見を募らせた。

 

 

Since humans fulfilled the most important functions in the network, it was easy for us to
take credit for the network’s achievements, and to see ourselves as the apex of creation. The lives and experiences of all other animals were undervalued because they fulfilled far
less important functions, and whenever an animal ceased to fulfil any function at all, it
went extinct.

人間はそのネットワークの中で最も重要な機能を果たしていたので、ネットワークの
功績を自分の手柄にして、自らを森羅万象の頂点と見なした。残りの動物たちが果たす
機能は重要性の点ではるかに劣っていたので、彼らの生命と経験は過少評価され、何の
機能も果たさなくなった動物は絶滅した。

 

 

However, once we humans lose our functional importance to the network, we will
discover that we are not the apex of creation after all. The yardsticks that we ourselves
have enshrined will condemn us to join the mammoths and Chinese river dolphins in
oblivion. Looking back, humanity will turn out to have been just a ripple within the
cosmic dataflow.

ところが、私たち人間が自らの機能の重要性をネットワークに譲り渡したときには、
私たちはけっきょく森羅万象の頂点ではないことを思い知らされるだろう。そして、
私たち自身が神聖視して来た基準によって、マンモスやヨウスコカワイルカと同じ運命
をたどる羽目になる。振り返って見れば、人類など広大無辺なデータフローの中の小波
にすぎなかったということになるだろう。

 


 

Homo Deus: A Brief History of Tomorrow

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Sapiens: A Brief History of Humankind

Sapiens: A Brief History of Humankind

  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Audiobooks
  • 発売日: 2018/07/05
  • メディア: CD
 

  

 

※ His latest work(最新作)

 

21 Lessons for the 21st Century

21 Lessons for the 21st Century

  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Vintage
  • 発売日: 2019/08/22
  • メディア: ペーパーバック
 

 

21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考

21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考

 

  

21 Lessons for the 21st Century

21 Lessons for the 21st Century

  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Random House Audio
  • 発売日: 2018/09/04
  • メディア: CD
 

 

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AIに私たちの人生を乗っ取られる前に知っておくべきこと。PartⅢ。もうすぐそこまで来ている? : 人間が主役ではなくなる世界の到来。What we should know about before AI hijacks our lives. PartⅢ――Is it just around the corner? : The advent of the world where humans are sidelined.

 

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「サピエンス全史」「ホモ・デウス」など、2000万部以上の世界的ベストセラーの
著者・ユヴァル・ノア・ハラリが、人間中心からデータ中心の世界観へと変る時期を
予告――バイリンガルで、どうぞ。

Yuval Noah Harari, who is the author of world best-sellers of over 20 million copies such
as “Sapiens: A Brief History of Humankind” “Homo Deus: A Brief History of Tomorrow,”
predicts the time when shifting from a homo-centric to a data-centric world view
occurs――more to come both in English and in Japanese.

 

 

 

By equating the human experience with data patterns, Dataism undermines our primary
source of authority and meaning and heralds a tremendous religious revolution, the like
of which has not been seen since the eighteenth century.

データ至上主義は、人間の経験をデータのパターンと同等と見なすことによって、
私たちの権威や意味の主要な源泉を切り崩し、18世紀以来見られなかったような、
途方もない規模の宗教革命の到来を告げる。

 

 

In the days of Locke, Hume and Voltaire humanists argued that ‘God is a product of the
human imagination’. Dataism now gives humanists a taste of their own medicine, and
tells them: ‘Yes ,God is a product of the human imagination, but human imagination in
turn is just the product of biochemical algorithms.’

ロックやヒュームやヴォルテールの時代に、人間至上主義者は「神は人間の想像力の
産物だ」と主張した。今度はデータ至上主義が人間至上主義者に向かって同じような
ことを言う。「そうです。神は人間の想像力の産物ですが、人間の想像力そのものは、
生化学的なアルゴリズムにすぎません」。

 

 

In the eighteenth century, humanism sidelined God by shifting from a deo-centric to
a homo-centric world view, Dataism may sideline humans by shifting from
a homo-centric to a data-centric view.

18世紀には、人間至上主義が世界観を神中心から人間中心に変えることで、神を主役
から外した。21世紀には、データ至上主義が世界観を人間中心からデータ中心に変える
ことで、人間を主役から外すかもしれない。

 

 

The Dataist revolution will probably take a few decades, if not a century or two. But then
the humanist revolution too did not happen overnight. At first humans kept on believing
in God, arguing that humans are sacred because they were created by God for some
divine purpose. Only much later did some people dare say that humans are sacred in their own right, and that God doesn’t exist at all.

データ至上主義の革命には、1、2世紀とまでは言わないまでも、おそらく2、30年
かかるだろう。だが、人間至上主義の革命も一夜にして起こったわけではない。最初
は、人間は神を信じ続け、人間は神によって何かしらの聖なる目的のために創造された
ので神聖だと主張していた。かなり後になってようやく、人間はそれ自体が本質的に
神聖だ、神はどこにも存在しない、と思い切って言う人が出てきた。

 

 

Similarly, today most Dataists claim that the Internet-of-All-Things is sacred because
humans are creating it to serve human needs. But eventually the Internet-of-All-Things
may become sacred in its own right.

同様に、今日ほとんどのデータ至上主義者は、「すべてのモノのインターネット」は
人間が人間の欲求に応えるために創出しているから神聖だと主張する。だがいずれ
「すべてのモノのインターネット」はそれ自体が本質的に神聖になるのかもしれない。

 

 

The shift from a homo-centric to a data-centric world view won’t be merely
a philosophical revolution. It will be a practical revolution. All truly important revolutions
are practical. The humanist idea that ‘humans invented God’ was significant because it
had far-reaching practical implications.

人間中心からデータ中心へという世界観の変化は、たんなる哲学的な革命ではなく、
実際的な革命になるだろう。真に重要な革命はみな実際的だ。「人間が神を
考え出した」という人間至上主義の発想が重要だったのは、広範囲に及ぶ実際的な
意味合いを持っていたからだ。

 

 

Similarly, the Dataist idea that ‘organisms are algorithms’ is significant due to its
day-to-day practical consequences. Ideas change the world only when they change our
behavior.

同様に、「生き物はアルゴリズムだ」というデータ至上主義者の発想が重要なのは、
それが日常生活に与える実際的な影響のためだ。発想が世界を変えるのは、その発想が
私たちの行動を変えるときに限られる。

 

 

Homo Deus: A Brief History of Tomorrow

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Homo Deus Low Price CD: A Brief History of Tomorrow

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Sapiens: A Brief History of Humankind

Sapiens: A Brief History of Humankind

  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Vintage
  • 発売日: 2015/04/30
  • メディア: ペーパーバック
 

  

 

 

Sapiens: A Brief History of Humankind

Sapiens: A Brief History of Humankind

  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Audiobooks
  • 発売日: 2018/07/05
  • メディア: CD
 

  

 

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21 Lessons for the 21st Century

21 Lessons for the 21st Century

  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Vintage
  • 発売日: 2019/08/22
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21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考

21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考

 

  

21 Lessons for the 21st Century

21 Lessons for the 21st Century

  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Random House Audio
  • 発売日: 2018/09/04
  • メディア: CD
 

 

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AIに私たちの人生を乗っ取られる前に知っておくべきこと。PartⅡ。最後に愛は勝つか??What we should know about before AI hijacks our lives. PartⅡ――Will love prevail finally?  

 

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「サピエンス全史」「ホモ・デウス」など、2000万部以上の世界的ベストセラーの
著者・ユヴァル・ノア・ハラリが、人間の「愛」を、今や科学の主流である
データ至上主義がどう捉えるかについて解説――バイリンガルで、どうぞ。

Yuval Noah Harari, who is the author of world best-sellers of over 20 million copies such
as “Sapiens: A Brief History of Humankind” “Homo Deus: A Brief History of Tomorrow,”
gives us commentaries on how Dataism, which is now the main stream of science, grasps
“love” of humans――more to come both in English and in Japanese.

 

 

 

In the climactic scene of many Hollywood science-fiction movies, humans face an alien
invasion fleet, an army of rebellious robots or an all-knowing super-computer that
intends to obliterate them.

ハリウッドの多くのSF映画のクライマックス・シーンでは、人間がエイリアンの
侵略宇宙船団や、反乱ロボットの大群や、人間を一掃しようとする全知の
スーパーコンピューターに直面する。

 

 

Humanity seems doomed. But at the very last moment, against all odds, humanity
triumphs thanks to something that the aliens, the robots and the super-computers didn’t
suspect and cannot fathom: love.

人類の前途は絶望的に見える。だが人類はこの苦境に屈することなく、最後の最後に、
何かエイリアンやロボットやスーパーコンピューターには思いもよらず、理解も
できないもののおかげで勝利する。その何かとは、愛だ。

 

 

The hero, who up till now has been easily manipulated by the super-computer and
riddled with bullets by the evil robots, is inspired by his sweetheart to make a completely
unexpected move that turns the tables on the thunderstruck Matrix.

それまではやすやすとスーパーコンピューターに操られてきて、邪悪なロボットたちの
弾丸を全身に浴びたヒーローが、恋人に奮い立たされて、まったく予想外の行動を
取り、形勢を逆転させ、愕然としたスーパーコンピューターを倒す。

 

 

Dataism finds such scenarios utterly ridiculous, ‘Come on,’ it admonishes the Hollywood
screenwriters, ‘is that all you could come up with? Love? And not even some platonic
cosmic love, but the carnal attraction between two mammals?’

データ至上主義は、そのような筋書きは完全に馬鹿げていると考え、ハリウッドの
脚本家たちに忠告する。「まさか、考えつくことと言えばそれだけですか? 愛? それも
プラトニックな広大無辺の愛のようなものですらなく、一対の哺乳動物が肉体的に
惹かれ合うことだけとは。

 

 

‘Do you really think that an all-knowing super-computer or aliens who contrived to
conquer the entire galaxy would be dumbfounded by a hormonal rush?’’

全知のスーパーコンピューターや銀河系全体の征服をたくらむエイリアンが、急激な
ホルモン分泌に物も言えないほど驚いたりするなんて、あなたは本当に思っている
のですか?」

 

 

Homo Deus: A Brief History of Tomorrow

Homo Deus: A Brief History of Tomorrow

 

 

 

 

 

 

 

Homo Deus Low Price CD: A Brief History of Tomorrow

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Sapiens: A Brief History of Humankind

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  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Vintage
  • 発売日: 2015/04/30
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Sapiens: A Brief History of Humankind

Sapiens: A Brief History of Humankind

  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Audiobooks
  • 発売日: 2018/07/05
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21 Lessons for the 21st Century

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  • 作者:Yuval Noah Harari
  • 出版社/メーカー: Vintage
  • 発売日: 2019/08/22
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21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考

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21 Lessons for the 21st Century

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  • 発売日: 2018/09/04
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