2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
瞑想とは何とか頑張って心をからっぽにすること。かつての著者を含め多くの人がもっているこの思い込みを、ガラリと変えた教えがあると言います。それは、瞑想の導師が語ってくれた、飛行機に乗った時に体験する、雲の上に広がる青い空のエピソード。それま…
マインドフルネス瞑想とは、まず「自分のため」に行うもの、という方は多いと思いますが、そこに「他者のため」という視点を取り入れると、思わぬ効果が現われ、人間関係に劇的な変化がもたらされると言います。どういうことでしょうか? バイリンガルで、ご…
マインドフルネスとは、日常のわずらわしい感情やストレスから一歩離れて「今、ここ」に意識を集中すること。でも、携帯、メール、SNSなどが、こちらの事情などおかまいなしに24時間追いかけてくる現代生活では、はじめから無理! ――そんなあなたには、「マイ…
瞑想アプリでも有名な、マインドフルネスのキイワード「headspace(からっぽ)」は、つねに心の底にある落ち着きや充実感、揺るぎない満足感、どんな感情を抱えていても平気でいられる状態を指すと言います。今回からは、いよいよ、その「headspace(からっぽ)…
イギリスで大人気となり、気軽にできる瞑想アプリがあることで世界中に広まった本著のキイワード「headspace」は、日本語では「からっぽ」という訳がついています。瞑想で「幸福」ではなく「からっぽ」をめざすというユニークな主張をしていることが、宗教色…
大流行から定着へ。「マインドフルネス」はいまやすっかりおなじみの言葉になりつつあります。2年前から始めたこのブログでも、様々な関連本を取り上げてきましたが、今回から、イギリスで大人気となった本「からっぽ! 10分間瞑想で忙しいココロを楽にする…
前回のブログに引き続き、著者ロバート・ライトの瞑想体験をご紹介します。マインドフルネス瞑想で「無我の境地」に完全に到達することは難しくても、そこに近づいているという実感が、わかりやすい例で描写されています。科学ジャーナリストにもたらされた…
マインドフルネス瞑想を実践しているとき、そもそもどういう状態になれば、「無我の境地」に近づいたと言えるのか。この質問に対して、著者ロバート・ライトは、自身の経験を生々しく描写しており、興味のある方は、どなたでもご自分の瞑想経験と比較してみ…
瞑想を徹底すると、ブッダの教えである、「ものごとへの執着をなくすこと」が、どんどん実現できてゆくと言います。しかし、これはイコール、欧米でよく言われる「仏教を実践すると無感情な人間になる」ということではないのか? ――ひとつの答えを本著よりご…
私たちの行動は私たちが考える以上に、理性よりも「感覚」に支配されていると言います。本著では、現代心理学の研究成果から、最終的に私たちの人生をあやつっているのが「感覚」であることを解説しています。その詳しいメカニズムは実際に読んでいただくと…
自分が自分でなくなるほどの嫉妬。ほとんど誰もが身に覚えのある感覚ですが、心の仕組みを解明しようとする本著では、そんな嫉妬の状態を例に、「モジュール」という最新心理学の考え方を引用して、私たちの「自己」が、自身の心をコントロールしている、い…
「無我の境地」とは、仏教や瞑想に興味がある人なら、ある意味あこがれの境地かもしれません。不幸の元凶とも言われる「自己への執着心」が全くない境地に到達する――しかし、その前に、著者ロバート・ライトは、著者自身も含めて「我思うゆえに我あり」とい…
ブッダの教えの中で、重要とされていながら、なかなか理解することが難しいものに「無我」と「空」があります。有名な科学ジャーナリストである著者が、自分の実体験とその豊富な知識を総動員して、この難題をわかりやすく解き明かそうとした本著は、世界中…
グーグルなど世界の有名企業が社員研修のために採用するなど、大流行になっているマインドフルネス瞑想は、日本でも大勢の人々の関心を集め、数多くの関連本が出版されています。この本で語られているのは、科学ジャーナリストである著者の生々しい成功体験―…
有名な科学ジャーナリストである著者ロバート・ライトは、2003年、あるマインドフルネス瞑想合宿に参加し、仏教の「真実」に迫る「突破口(The Big Breakthrough)」を開いたと言います。自らの実体験を、専門分野である科学によって裏づけようとする試みが、…
キアヌ・リーブスが主人公を演じて大ヒットした映画「マトリックス」は、欧米では「ダルマ(仏教が説く「法」あるいは「教え」)映画」と呼ばれていると言います。それは、西洋において仏教に目覚めた人たちが経験したことと、主人公ネオが経験したことがよ…