2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
怒りやねたみに苦しむとき、自分の心は何と汚れているのだろうと思い悩む人もいるかもしれません。しかし、二千五百年以上も前から、人間の心について深い考察を重ねてきた仏教には、そんな人たちの目を覚まし、勇気づける言葉があります。ダライ・ラマによ…
「怒り(anger)」は、私たちの感情の中でも、とりわけやっかいなもの。善悪の判断力を鈍らせ、後悔してもしきれない行動へと駆り立てる破壊者だと言います。怒りの正体とは何か?そして、その害から身を守るにはどうしたら良いか?ダライ・ラマの解説を、バ…
自分もいつか死ぬということは、できれば考えたくない。というのが、現代に生きる私たちの一般的な感情でしょう。しかし、古くより「メメントモリ(memento mori)=自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」という格言があるように、日頃から自分の死を意識し…
怒りや憎しみを心に抱いているとき、あなたの物の見方は、誤解や誇張によって歪められてしまうと言います。例えば、科学的な観点から見ても、人が怒りを覚えるとき、怒りの対象が醜いものに見えるのは、その9割が見る側の誇張によるものだそうです。正しい…
「自分を第一に考える」利己主義は、逆に、自分にとって不利な状況を作り出し、不幸への扉を開いてしまう。そうではなく、自分が幸せになるための「賢い」利己主義があると言うのです。ダライ・ラマの解説を、バイリンガルで、どうぞ。 Could you put others…
すべてが順調なとき、人はなかなか成長できないと言います。とりわけ、逆境をバネに、世界中の人々から尊敬を集める指導者になったダライ・ラマの言葉を聞くと、その真実味が増すというもの――バイリンガルでお届けします。 During a difficult period you ca…
世の中には、誰かに怒りをぶつけることで動揺させ、自分の思うままにコントロールして利用しようとする人がいると言います。とくに、あなたが謙虚でおとなしい人の場合、そんな「怒り」の餌食にされてしまう可能性が高い。だからと言って、怒りに対して怒り…
人間の煩悩の中で、「怒り」は非常にやっかいな破壊的存在。怒りにまかせて破壊的な行動をとってしまい、後悔しても取り返しがつかない、という体験は、たいていの人が持っているのではないでしょうか。世界の精神的指導者であるダライ・ラマは、長年にわた…
人生における苦難(suffering)をどう受け入れるか?いや、そもそも苦難なんて受け入れたくない、と思う方も多いかもしれません。しかし、そこは考え方ひとつ。現に、迫害を受け、故郷を追われる亡命生活を続けてきたダライ・ラマは、苦難を受け入れ、忍耐と赦…
誰かに傷つけられたとき、その人を赦すことは、頭で考えるよりはるかに難しいことです。しかし、すべての事柄が様々な原因と条件(因縁)から成り立っているということを心に留めておけば、人を赦すことがもっと簡単にできるようになると言います。ダライ・…
どうしようもない「怒り」を感じた時、多くの人は、その原因を自分の外に探すと言います。あいつのせいだ、と。しかし、ダライ・ラマによれば、本当のトラブルのもとは、自分の中にあるはずだと言うのです。他人や自分を取り巻く環境を責める代わりに、まず…
私たちが真の幸福を得られないのは、心の奥に巣食っている破壊的感情(煩悩)のせいであると言います。そして、世界の主な宗教が、人類には内から変わる力が備わっており、これら煩悩も取り除くことができる、としているのに対し、非宗教的立場、とくに唯物…
ダライ・ラマによれば、世界はどこも互いに深い依存状態にあり、戦争で何かを解決しようとすることは、もはや時代遅れの不合理な代物になっていると言います。一つの地域で戦争や弾圧や内戦が起きると、その影響は必ず世界の他の地域の人々にも及んでしまう…
世界の誰もが互いにつながり、影響を及ぼしあっている、現代。たとえば、2008年のリーマン・ショックにも見られるように、一握りの人間の倫理の欠如が、何億という人々の生活を狂わせてしまう、そんな時代に私たちは生きているのです。そんな事態に直面して…
人生には、一般的な原理・原則では処理しきれないジレンマ、つまり難しい選択を迫られる場面が、時として発生します。そんな時、何を拠り所にして答えを出せばいいのか?ダライ・ラマの言葉に耳を傾けてみましょう。 In my own case, when called upon to ma…