すでにかなりの人が観ており、これくらいのネタバレはお許しいただきたいのですが、
超ヒット映画「君の名は。」は、過去と現在の関係という時間に関するテーマを
扱っています。
そして、古今東西の「時間をめぐる恋愛映画」の中で、エポックメイキングとなった
名作が「バタフライ・エフェクト」。2005年に公開されるや、その斬新な発想と
感動的なストーリーが評判に評判を呼び、続けて「バタフライ・エフェクト2」
「バタフライ・エフェクト3」が制作されたほどの、素晴らしい作品なのです。
「君の名は。」と比較すると、そのエンディングに大きな違いがありますが、
どちらも甲乙つけがたい傑作であることに変わりはありません。心に残るセリフ
としては、
Happiness can only be achieved through sacrifice.
誰かのしあわせは、誰かの犠牲があってこそ。
詳しくは、ぜひ最後まで鑑賞して、このセリフが意味するところを確かめて
いただきたいのですが、何度繰り返して観ても飽きない、という点で、
英語リスニングの教材に適していると思います。すべてのシーンの英語の
セリフは、”Butterfly Effect Script” で検索すれば、簡単にゲットできます。
最初は何の準備もせずに、なるべく字幕に頼らないで鑑賞。そして次は、
英語全文に眼を通してから、DVDで字幕OFFにして聞き取りにチャレンジ。
おそらく、かなりの学習効果があるはずです。年末年始に、洋画鑑賞しながら
英語リスニング能力を磨きたいという方、ぜひお試しください。