しあわせになる英語 English for Happiness

日曜更新。人生に役立つバイリンガルの学び。

アドバイスや批判をせずに、深く聴く。観音様のマインドフルネス。

 

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家庭で相手の話をよく聴き、愛をもって話すという能力を持たない人が
多くなっている、だれもが他の人の言うことが聴けない、という状況なの
かもしれない、と禅僧ティク・ナット・ハンは言っています。今、必要なのは、
「深く聴く(deep listening)」と「愛をもって話す(loving speech)」のトレーニング。
仏教では、世界のあらゆる音-苦しみの叫びを聴き取り、理解することのできる
菩薩=観世音菩薩(いわゆる観音様)を、智慧と慈悲の存在としてたたえて
いますが、まさに、今、ひとりひとりが、「相手にとっての観音様」になる
ことができるマインドフルネスが、必要とされているのかもしれません。

 

You have to practice breathing mindfully in and out so that compassion always stays
with you. You listen without giving advice or passing judgment. You can say to
yourself about the other person, “I am listening to him just because I want to
relieve him suffering.”

吸う息、吐く息でマインドフルに呼吸を行ない、つねに慈悲が保たれるように
しましょう。アドバイスをしたり、批判をしたりせずに、ただただ聴きます。
相手に対する自分の気持ちを確認しましょう。あなたが聴くのは、その人の
苦しみをやわらげたいがためです。

 

If halfway through listening, irritation or anger comes up, then you cannot
continue to listen. You have to practice in such a way that every time the
energy of irritation and anger comes up, you can breathe in and out mindfully
and continue to hold compassion within you.

もし途中でいらだちや怒りが起こってきたら、聴きつづけることはできなく
なります。いらだちや怒りのエネルギーが生じたらいつでもマインドフルに
息を吸って吐き、心に思いやりを保ちつづけることを忘れずに実践してください。
 

そして、もしこれ以上聴きつづけることが無理だと感じたら、正直にそう伝える
ことが大切。「何日かしてからまた続けませんか?私は気持ちを切りかえなければ
なりません。できるかぎり良い状態であなたの言葉を聴けるように、今は瞑想が
必要です」と話すのが良い、と言うのです。

 

If you are not in good shape, you are not going to listen in the best way you can.
Practice more walking meditation, more mindful breathing, and more sitting meditation
in order to restore your capacity for compassionate listening.

心が安定していないときは、最高の状態で相手の話に耳を傾けることはできません。
歩く瞑想、意識的な呼吸、坐る瞑想をもっと実践して、思いやりをもって聴く力を
取り戻しましょう。

 

Happiness: Essential Mindfulness Practices

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ブッダの幸せの瞑想【第二版】

ブッダの幸せの瞑想【第二版】

 

  

 

Happiness: Essential Mindfulness Practices

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危機や困難に直面したときに。あなたの「内なる島」へ避難する瞑想。

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マインドフルネスの伝道師ティク・ナット・ハンは説きます。自分を見失って
しまいそうな危機に直面したときは、すべてをあずける(帰依する”taking refuge”)
瞑想を行なってください、と。

 

Instead of panicking or giving ourselves up to despair, we can put our trust in
the power of self-healing, self-understanding, and loving within us. We call this
the island within ourselves in which we can take refuge.

あわてたり絶望に落ちこんだりせずに、自分の中にある自己治癒の力、
自己理解の能力、慈しむ力に信頼をおきましょう。これを、あなたが避難
することのできる「内なる島」と呼びます。

 

It is an island of peace, confidence, solidity, love, and freedom. Be an island
within yourself. You don’t have to look for it elsewhere.

その島には安らぎ、信頼、安定、慈しみ、自由があります。自分の内なる島に
なってください。それをどこかに探す必要はありません。

 

この「内なる島」が可能になるのは、あらゆる人の中に「仏性の種(the seed of
buddhahood)」があるからだと、言います。ひとりひとりが、自分の中に、
ブッダになることができるエネルギーの種を宿している、それゆえに、私たちは、
人間性と、安らぎと希望を保つことができる、という仏教の智慧がもとになって
いるのです。最後に、ティク・ナット・ハンが、誰もが、どこにいても自分自身
に帰れるように活用してほしい、と書いている短い詩を紹介しておきます。

 

Breathing in, I go back to the island within myself.

There are beautiful trees within the island

There are cool streams of water.

There are birds, sunshine, and fresh air.

Breathing out, I feel safe.

息を吸いながら 内なる島に帰る

美しい木々が茂る島

涼やかなせせらぎが走り

鳥と 陽光と さわやかな空気の満ちる島

息を吐きながら 安らぎを感じる

 

Happiness: Essential Mindfulness Practices

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ブッダの幸せの瞑想【第二版】

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Happiness: Essential Mindfulness Practices

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「歩く瞑想」の魔法の言葉 ”I have arrived.” 。一歩ごとに、いのちの目的地へ。

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「歩く瞑想(Walking Meditation)」の鍵は、どこかにたどり着くために
歩かないこと。一歩ごとに、一瞬ごとに「到着」している、それが
「歩く瞑想」だと、マインドフルネスの伝道師ティク・ナット・ハン
は説いています。

 

We arrive at the destination of life. The present moment is a destination.

その瞬間がいのちの目的地です。今このときこそが目的地なのです。

 

Breathing in, I make a step and another step and I tell myself,
 ”I have arrived. I have arrived.”

呼吸をしながら、一歩そしてまた一歩と進み、「ここに着いた、ここに着いた」
と心で唱えましょう。

 

This is not a statement to yourself or another person. ”I have arrived.” means
I stopped running, I have arrived in the present moment, because only
the present moment contains life.

これは、たんなる自分や他の人への話しかけではありません。「着いた」と
いうのは、いのちが存在するのはこの一瞬以外にはないから、私は走ることを
やめた、私は今ここに到着した、という意味でそう言うのです。

 

「走ることをやめる」のは、とても大切な実践。生まれてからずっと走り続け、
安らぎ、幸せ、成功などが見つかるのは、いつかどこか別の場所、別のときだと
思い込んできた私たちにとって、実は、

 

This is the address of life-the intersection of here and now.

今とここの交差点こそ、いのちの住所なのです。

 

一瞬ごとに、幸せの場所に到着する「歩く瞑想」。私たちの本来の家は、
今この瞬間にある。そこに深く入り込めば、後悔や悲しみは消え去り、
いのちの素晴らしさのすべてを見つけることができる、魔法の言葉
”I have arrived.” 。毎日できるマインドフルネスの実践のひとつとして、
ご紹介しました。

 

Happiness: Essential Mindfulness Practices

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ブッダの幸せの瞑想【第二版】

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一歩ごとに安らぎと喜び。いつでもできる「歩く瞑想」とマインドフルネス。

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呼吸法とともに、マインドフルネスを獲得する基本動作である「歩く瞑想
(Walking Meditation)」。その極意は、マインドフルネスの観点から言えば、
ふだん、ほとんど走っているのに近い、私たちの歩行スピードをゆるめ、
ただ歩くことを楽しむために歩くことだと言います。鍵は、どこかに
たどり着くために歩かないこと。歩いているときは、いつでも実践でき、
たとえば車を降りて職場に向かうときや、台所から居間まで移動する
あいだでも可能だと、禅僧ティク・ナット・ハンは説いています。

 

If we can transform our walking path into a field for meditation, our feet will take
every step in full awareness. Our breathing will be in harmony with our steps,
and our mind will naturally be at ease. Every step we take will reinforce our peace
and joy and cause a stream of calm energy to flow through us.

私たちがいつも歩く道を瞑想の場に変えられるならば、一歩一歩を踏み出す
その足は、完全な気づきに満ちることでしょう。呼吸と歩行は調和し、心は
自然と楽になっていきます。一歩ごとに安らぎと喜びが深まり、静かな
エネルギーの流れが私たちを通っていきます。

 

The Earth is our mother. When we are away from mother nature for too long,
we get sick. Each step we take in walking meditation allows us to touch our mother,
so that we can be well again. A lot of harm has been done to mother earth, so now
it is time to kiss the earth with our feet and heal our mother.

大地は私たちの母です。母なる自然からあまりにも長く離れていると病気に
なってしまいます。歩く瞑想で一歩ずつ歩けば、母なる存在に触れることができ、
元気が取り戻せます。母なる大地は、これまでたくさんの傷を受けてきました。
今度はその大地に私たちの足で口づけをして、その母を癒すのです。

 

歩く瞑想のやり方、とくに呼吸数と歩行数のバランスのとり方には、ひとつの
コツがあり、このブログでは紹介しきれないのですが、「ブッダの幸せの瞑想
(HAPPINESS)」に、わかりやすく解説されています。興味のある方は、ぜひ、
原書または日本語訳を読んでください。日常のいたるところが、マインドフルネス
を得る場に変わる「歩く瞑想」。今日からでも実践できますよ。

 

Happiness: Essential Mindfulness Practices

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ブッダの幸せの瞑想【第二版】

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Happiness: Essential Mindfulness Practices

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「何もしないこと」を楽しむ。坐る瞑想とマインドフルネス。

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禅僧ティク・ナット・ハンによれば、誰もが「いつでも何かをしていなければ
ならない」という習慣のエネルギー(習気じっけ)を持っている、と言います。
ですから、ただ座って何もしないでいる瞑想 (sitting meditation) は、すでに
ある種のスキル。

 

While sitting, begin by following your in-breath and out-breath. Whenever
a feeling comes up, recognize it. Whenever a thought arises, identify it and
recognize it.

坐ったら、吸う息と吐く息をたどることから始めます。感情が湧き起こってきたら、
それを認めます。思考が生じたら、それを確認し、受け入れます。

 

You can learn a lot from observing what’s going on in your body and mind during
the sitting meditation. Most of all, sitting is a chance for you to do nothing. You
have nothing at all to do, just enjoy sitting and breathing in and out.

坐る瞑想をしながら、自分の心と体の変化するようすを観察すると、たくさんの
ことが学べます。坐ることは「何もしない」ためのチャンスです。何もしないで、
ただ座って息を吸って吐くことを楽しむのです。

 

坐る瞑想は、深い癒しをもたらす、と言います。自分の中で何が起こっていても、
ただ寄り添うこと。痛み、怒り、いらいら、喜び、愛しさ、静寂など、そこに
何があろうとも流されることなく、ただ寄り添う。坐って呼吸することによって、
「いま」「ここ」に真の自分を生み出し、それを自分の周囲の人びとや世界に
捧げる。ここにたしかに存在し、充分に生き生きとして、しっかりと現在に
生きていること、それが坐る目的だと言います。とにかく坐って、何もしない
ことを楽しむ瞑想。呼吸法から始まるマインドフルネスの、次のステップとして、
実践してみてはいかがでしょうか。

 

  

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ブッダの幸せの瞑想【第二版】

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呼吸で、自分の体と仲直り。ブッダ直伝のマインドフルネス。

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禅僧ティク・ナット・ハンによれば、私たちは日常的に呼吸しながら、
呼吸していること自体を忘れている、と言います。マインドフルネス
の呼吸法は、ブッダ自身が伝えたものであり、過去や未来への思いに
とらわれず、今ここにいる自分自身の体に戻り、その存在を認めて
仲直りすることができる、簡単だけど、とても効果的な方法なのです。
その極意は、「息を吸いながら、吸っていることに気づく」ことなの
ですが、これは、そのように考えることではない、と言います。

 

It’s a simple awareness that something is happening, that you are breathing in and out.
When you breathe in and bring your attention to your in-breath, you bring your mind
back to a reunion with your body. Just one in-breath can help the mind come back to
the body. When body and mind come together, you can be truly in the present moment.

息が入り、息が出て行く、というできごとに、ただそのまま気づくことなのです。

息を吸いながら入ってくる息に集中すると、心は体に戻ってひとつになります。

息には、たった一回吸うあいだに、心を体に戻す働きがあります。そうして身心が

ひとつになれば、まぎれもなく今この瞬間にいることができるようになるのです。

 

“Breathing in, I know I’m breathing in” is another way of saying

“Breathing in, I feel alive.”

「息を吸いながら、吸っていることに気づく」のは、「息を吸いながら、生きて
いるのを感じる」というのと同じことです。

 

こうして、今まで、なおざりにしていたかもしれない自分の体と仲直り
できる、マインドフルネス。もっと詳しく知りたいという方は、ぜひ、
ティク・ナット・ハン著の「ブッダの幸せの瞑想(HAPPINESS)」を
読んでみてください。原書は、わかりやすい英語で書かれており、
具体的なイメージを描くことができる例えにあふれています。英語学習
しながら、自分の体と心を整えるヒントを得ることができる、一石二鳥の本。
リスニング教材になるCDも出ています。オススメです。

 

 

 

 

Happiness: Essential Mindfulness Practices

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ブッダの幸せの瞑想【第二版】

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あなた自身の怒りから「命」を守る、マインドフルネス(気づき)。

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昨年、NHKが番組で特集したように、怒りなどの「キラーストレス」は、
放っておくと自らの命をも奪ってしまう恐ろしいもの。禅僧ティク・ナット・
ハンも、怒りが原因で亡くなる人はたくさんいる、怒りは体にとって衝撃であり、
多大な負担と痛みを体に与える、と言っています。そこで最も有効な対処策は、
マインドフルネス(気づき)の実践。

 

Mindfulness is touching, recognizing, greeting, and embracing.

It does not fight or suppress.

気づくとは、触れること、認めること、話しかけること、受け入れることです。

逆らったり、抑えつけることではありません。

 

When it recognizes anger, mindfulness says, “Hello there, my anger, I know you
are there. I will take good care of you, don’t worry.” The moment mindfulness is
there, you are safe, you can smile, because the energy of the Buddha is born in you.

気づきが怒りに気づくと、気づきはこう言います。「こんにちは、私の怒り。
私はあなたがそこにいることは分かっています。きちんと対処するから、心配
しないで」と。気づきが訪れた瞬間、あなたは安全で、微笑むことができます。
ブッダのエネルギーがあなたの中に生まれたからです。

 

ここで気をつけなければならないのは、怒りを発散させないこと。例えば、
枕を思い切り叩くなどの発散行為は、一時的には気分が晴れるかもしれませんが、
とても有害な副作用をともなう、と言います。社会心理学者らも、怒りの攻撃性を
外に出すことは何の助けにもならず、逆に状況を悪化させるという報告を行なって
いるのです。このブログでも記事にしたように、怒りには、まず「気づきの呼吸
(mindful breathing)」で自分をとり戻し、それから、泣き叫ぶ赤ちゃんをケアする
母親のように、やさしく対処することが有効です。「怒り」に逆らったり、
抑えつけたりしないで、気づきのエネルギーで、やさしく抱きしめる。あなた
自身を守るためにも、今日から実践してみてはいかがでしょうか。

 

キラーストレス―心と体をどう守るか (NHK出版新書 503)

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Anger: Wisdom for Cooling the Flames

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怒り(心の炎の静め方)

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Anger: Wisdom for Cooling the Flames

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