立場の違う、オピニオンメーカーの二人が描く、「コンパッション」――バイリンガルで、どうぞ。
“Compassion” described by two opinion makers whose positions are different――more to come both in English and in Japanese.
Speaking at a conference I attended in Dharamsala, India, His Holiness the Dalai Lama
said, “Compassion is not religious business; it is human business. It is not luxury……it is
essential for huma survival.”
インドのダラムサラの会合に参加したとき、ダライ・ラマ法王はこのように
言いました。「コンパッションは、宗教に関わることではなく、人間そのものに関わる
ことです。コンパッションは贅沢品ではありません。……人間が生き残るために必須の
ものです」。
I truly subscribe to His Holiness’s words――that compassion is a necessity for human
survival. And I want to take his words one step further: I am convinced that compassion
supports the survival of all species on our planet.
法王の言葉に心から賛同します。コンパッションは人間が生存するうえで不可欠です。
さらに一歩踏み込んで言うならば、コンパッションは、この地球のすべての生物種の
生存に不可欠と確信しています。
His Holiness later wrote, “However capable and skillful an individual may be, left alone,
he or she will not survive. However vigorous and independent one may feel during the
most prosperous periods of life, when one is sick or very old, one must depend on the
support of others……I believe that at every level of society――familial, tribal, national and
international――the key to a happier and more successful world is the growth of
compassion.”
法王は後にこう記しました。「いかに優れた有能な人物でも、ひとりにされたら生きて
はいけません。いかに精力的で自立して人生の盛りを過ごしていても、病のときや
幼いとき年老いたときは、支えてくれる人に頼らざるを得ません。……社会のいかなる
レベル、家庭であれ、民族、国家、国際的なレベルであれ、より幸福で実り豊かな世界
を実現する秘訣は、コンパッションを育むことだと信じています」。
Experiencing compassion also seems to diminish depression and anxiety because it
opens our horizon beyond the narrowness of the small self. As researcher Dr. Emma
Seppälä, wrote, “Research shows that depression and anxiety are linked to a state of
self-focus, a preoccupation with ‘me, myself, and I.’ When you do something for
someone else, however, that state of self-focus shifts to a state of other-focus.”
コンパッションを抱くと、狭くちっぽけな自己を超えて視野が広くなるため、憂うつ感
や不安も抑えられるようです。研究者のエマ・スパーラ博士はこう述べています。
「調査によると、憂うつや不安は、自分に焦点を当てた状態です。『私に、私自身、私
は』と自分のことで頭がいっぱいです。しかし、誰かのために何かをするときは、自分
に焦点を当てた状態から、他者に焦点を当てた状態へと切り替わるのです」。
Filmmaker George Lucas, though not a scientist, has a similar take on compassion. When
asked what his film Star Wars is really about, he said, “There are two kinds of people in
the world――compassionate people and selfish people. Selfish people live on the dark
side. The compassionate people live on the light side.
映画製作者のジョージ・ルーカスは科学者ではありませんが、コンパッションについて
同様の解釈をしています。映画『スター・ウォーズ』の真の意味を問われて、彼はこう
答えました。「この世には二種類の人間がいます。慈悲深い (コンパッションのある) 人
と、自己中心的な人です。自己中心的な人はダークサイド (暗黒面) に、慈悲深い人は
ライトサイド (光明面) にいます。
If you go to the side of the light, you will be happy because compassion, helping other
people, not thinking about yourself, thinking about others, that gives you a joy that you
can’t get any other way.”
ライトサイドの側に進めば、幸せになるでしょう。他の人を助け、自分のことばかり
考えず他者のことを考える。こうしたコンパッションによって得られる喜びは、
それ以外の方法では経験できないものだからです」。
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