2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧
NHKのEテレ100分de名著の、ヤスパース『哲学入門』のテキスト(戸谷洋志著)を、シリーズでご紹介しています。実存哲学者として有名なヤスパースは、同じく実族哲学者のハイデガーが「孤独」を重視したのに対して、「他者との交わり」の大切さを強調しました。…
現在NHKのEテレ100分de名著で放送中の、ヤスパース『哲学入門』のテキストをご紹介します。第二次世界大戦後、ドイツのラジオ番組で放送されたラジオ番組がもとになっており、まさに、すべてを無くして「挫折」したドイツ国民を勇気づけた名講義です。 テキ…
日本人ならではの「神」に対する感じ方を、次の西行の有名な和歌をもとに解説します。 To explain the uniquely Japanese sensibility toward kami (the divine), let us look at Saigyō’s famous waka: 何事のおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こ…
ベルクソンの神に対するアプローチは、時代によって変遷しています。その中で一貫しているのは、物事を固定的・分析的に捉えがちな知性ではなく、生命の流れや生成の運動を直接に捉える直観でのみ、「神」に接近できるという主張です。 Bergson’s approach t…
高市早苗内閣は、SNSに基盤を持つ初めての内閣とも呼ばれています。そして衆院選での歴史的圧勝を受けて、テレビなどオールドメディアでは「ポピュリズムだ」とか「高市総理の暴走を止めなくてはならない」などといったアンチなコメントが散見されており、世…
これまで紹介してきたベルクソンの「直観」を、神秘的なひらめきで、自分には難しいものと誤解されている方も多いと思いますが、それは、完全な誤解です。ベルクソン自身の言葉などから、その誤解を解いてみたいと思います。 Many people seem to misunderst…
前回、西田幾多郎による解説を紹介した、ベルクソンの「持続」とは、分割できない内的時間の流れを指し、過去がそのまま現在の意識に溶け込み、質的に変化し続けるもので、時計で測れる外的時間とは異なる、いわば「内面の連続した生の経験」とされています…
西田幾多郎が、それまでの意識と時間の観念をガラリと変えた、ベルクソン哲学の基本概念を解説します。日本文とCopilotによる英訳でお楽しみ下さい。 Kitarō Nishida explains Bergson’s fundamental concept—pure duration (durée pure)—which radically tr…