しあわせになる英語 English for Happiness

日曜更新。人生に役立つバイリンガルの学び。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「ダライ・ラマ、イエスを語る」。その2。ダライ・ラマのアプローチ: 悟りは、真理を「探し求める」ことによってこそ、見つけられる? “Dalai Lama: The Good Heart” No.2――The Dalai Lama’s approach: Is it in “seeking” truth that we find enlightenment?

世界的な仏教の指導者ダライ・ラマが、1994年9月にロンドンで講師をつとめたキリスト教に関するセミナーは、世界的な大反響を呼びました。その時の彼のアプローチの中に、「悟りを見つけるヒント」が隠されている――解説を、バイリンカルで、どうぞ。 In Sept…

「ダライ・ラマ、イエスを語る」。その1。宗教間対話の大切さ: 仏教徒とキリスト教徒は、わかりあえるか? “Dalai Lama: The Good Heart” No.1――The importance of interfaith dialogue: Can Buddhists and Christians understand each other?

世界的な仏教の指導者ダライ・ラマが、1994年9月にロンドンで講師をつとめたキリスト教に関するセミナーは、世界的な大反響を呼びました。ここから、現在、暗闇の中にある世界を照らす、かすかな光が見えるかもしれません――バイリンカルで、どうぞ。 In Sept…

「チェスタトン:人間と永遠」。その9。キリスト教への信仰を、最も情熱的に表現した英文を読んでみよう。 “Chesterton: The Everlasting Man” No.9――Read one of the most passionate paragraphs in English expressing the faith in Christianity.

「神の下、ひとつの国家」: 最近アメリカで開催された民主党全国大会で、何度も唱えられた言葉。第二次世界大戦では、アメリカの物質主義が日本の精神主義を打ち負かしたと言う人がいますが、それはことの全体図をとらえておらず、大事な点を見落としている…

「チェスタトン:人間と永遠」。その8。神がイエスの姿となって地上に現われる、という「受肉」の物語が、世界にもたらしたものとは? “Chesterton: The Everlasting Man” No.8――What did the story of “incarnation,” in which God was coming to earth in human form as Jesus, bring to the world?

イエス・キリストの物語は、結局、世界に何をもたらしたのか?「ナルニア国物語」の著者C・S・ルイスが「生涯の10冊の一つ」と絶賛した、G・K・チェスタトン著「人間と永遠」。そこには、この根源的な質問への、ひとつの答えがあります――バイリンカルで…

「チェスタトン:人間と永遠」。その7。キリスト教は、停滞した世界に「希望」をもたらした? “Chesterton: The Everlasting Man” No.7――Did Christianity bring “hope” to the stagnant world?

もし、世界にアジアの宗教しかなかったら、世界は停滞し、現在の状態へと発展することはなかった――20世紀初めの、イギリス人作家による、この主張を、アジア人である現在の私たちは、どう受け止めるべきか?――バイリンカルで、どうぞ。(日本語訳は、別宮貞…

「チェスタトン:人間と永遠」。その6。キリスト教と、東洋の宗教との違いとは? “Chesterton: The Everlasting Man” No.6―What is the difference between Christianity and religions in the East?

初代キリスト教会は、マニ教などいくつかの東洋由来の宗教を異端として否定しました。「ナルニア国物語」の著者C・S・ルイスが「生涯の10冊の一つ」と絶賛した、G・K・チェスタトン著「人間と永遠」。そこでは、キリスト教と東洋の宗教との違いはどう説…

「チェスタトン:人間と永遠」。その5。聖書から読み解く:キリストは、人間なのか、神なのか? “Chesterton: The Everlasting Man” No.5―Reading the Bible for an answer: Is Jesus Christ a man or God?

「ナルニア国物語」の著者C・S・ルイスが「生涯の10冊の一つ」と絶賛した、G・K・チェスタトン著「人間と永遠」。そこでは、キリストの物語はどう解釈されているか?――バイリンカルで、どうぞ。(日本語訳は、別宮貞徳氏による) “The Everlasting Man,”…

「チェスタトン:人間と永遠」。その4。仏教は、宗教というより、「哲学」? “Chesterton: The Everlasting Man” No.4―Is Buddhism “philosophy” rather than religion?

ヨーロッパにおいて仏教は、19世紀後半から、キリスト教に対抗するものとして強く意識され始めました。「ナルニア国物語」の著者C・S・ルイスが「生涯の10冊の一つ」と絶賛した、G・K・チェスタトン著「人間と永遠」が書かれたのは、1925年。そこでの仏…

「チェスタトン:人間と永遠」。その3。ユダヤ人が自らの神を守っていなかったら、世界は滅んでいたかもしれない? “Chesterton: The Everlasting Man” No.3―Could the world have been ruined if Jews had not kept their own God?

世界が今の姿でいられるのは、ユダヤ人のおかげ:「ナルニア国物語」の著者C・S・ルイスが「生涯の10冊の一つ」と絶賛した、G・K・チェスタトン著「人間と永遠」における仮説――バイリンカルで、どうぞ。(日本語訳は、別宮貞徳氏による) Thanks to Jews,…

「チェスタトン:人間と永遠」。その2。世界のすべての宗教は、初めは「一神教」だった? “Chesterton: The Everlasting Man” No.2―Was every religion in the world “monotheism” originally?

「ナルニア国物語」の著者C・S・ルイスが「生涯の10冊の一つ」と絶賛した、G・K・チェスタトン著「人間と永遠」における主張: すべての宗教は、初めは「一神教」だった――バイリンカルで、どうぞ。(日本語訳は、別宮貞徳氏による) “The Everlasting Man…

「チェスタトン:人間と永遠」。その1。「進化論」に対する、キリスト教徒の反論を考察する “Chesterton: The Everlasting Man” No.1―Considering an objection of a Christian against “the theory of evolution.”

アメリカの幾つかの州では、学校で進化論を教えていないと言います。それは、キリスト教の信仰によるもの。この現実を単純に「時代遅れ」と片付けてしまう前に、「ナルニア国物語」の著者C・S・ルイスが「生涯の10冊の一つ」と絶賛した名著「人間と永遠」…

「デジタルで読む脳×紙の本で読む脳」デジタル画面ばかり読んでいると、「人に共感する心」が発達しない? “Reader, Come Home: The Reading Brain In The Digital World” ――If you only read the digital screen, you could not develop “empathy, ” could you?

トランプ大統領は読書をしないことで知られています。そして、彼の「人に対する共感」の欠如も、またよく知られている――最新科学が解明した、紙の本を読まないことが、私たちの心の発達へ与える驚くべき影響――解説を、バイリンカルで、どうぞ。 President Tr…

「チェスタトン:正統とは何か」。その7。かつて日本も追随した、ヨーロッパ文明の飽くなきエネルギーの秘密に迫る。 “Chesterton: Orthodoxy” No.7――Getting closer to the secret of insatiable energy in Western civilization, which Japan once has followed.

五木寛之の「神の発見」に曰く、かつて日本では『和魂洋才』が叫ばれたが、洋才には『洋魂』とでも呼ぶべき精神のありようがあって、それはキリスト教文化である。明治以来、私たち日本人は『和魂洋才』の名のもとに無理やり近代化をおしすすめてきたが、敗…

「チェスタトン:正統とは何か」。その6。ヨーロッパが戦闘的社会であったのは、キリスト教のせい? “Chesterton: Orthodoxy” No.6――Is it Christianity that has made Europe a fighting society?

ヨーロッパの歴史は、侵略と戦争に特徴づけられています。世界を征服しようと試み、結局は第一次、第二次世界大戦まで引き起こしてしまった、西洋文明への、キリスト教の影響を無視することはできない?――解説を、バイリンカルで、どうぞ。 The European his…

「チェスタトン:正統とは何か」。その5。仏教とキリスト教ほど、明らかに矛盾する宗教は他にない? “Chesterton: Orthodoxy” No.5――Are there no two institutions which contradict each other so flatly as Buddhism and Christianity?

深い考察の末、キリスト教徒となることを選んだチェスタトンによる、仏教とキリスト教の「ラディカルな」比較。これら二つの世界宗教に興味がある人は、必読です――解説を、バイリンカルで、どうぞ。 Here we have a “radical” comparison between Buddhism a…

「チェスタトン:正統とは何か」。その4。世界を席巻した、キリスト教の「激しさ」は、どこから来るのか? “Chesterton: Orthodoxy” No.4――Where dose the “intensity” of Christianity, which has prevailed on earth, come from?

なぜキリスト教は、今まで人々をエネルギッシュに活動させ、世界最大の宗教となりえたのか?その秘密は、キリスト教独自だと言う「逆説」にある――解説を、バイリンカルで、どうぞ。 Why has Christianity been able to make people energetically act so far…