しあわせになる英語 English for Happiness

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「西洋の欲望 仏教の希望」その4。世界の危機に際して、ブッダが生きていたら、どうしただろうか? “Money Sex War Karma” No.4――With the world crisis, what would the Buddha do?

 

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日本の禅を会得し、仏教が現代社会においてどのような意味を持つか、刺激的な著作を
発表し続けている、ディヴィッド・ロイ。誰も感じている、世界の危機に際して、仏教
ができること、そしてブッダが生きていたらどうしたか、について解説しています――
バイリンガルで、どうぞ。

David R. Loy has mastered Japanese Zen Buddhism and been publishing provocative
books about the meanings of Buddhism in modern society. He gives us commentaries on
what Buddhism can do in terms of the world crisis by which everybody feels confronted
and what the Buddha would do――more to come both in English and in Japanese.

 

 

 

Buddhism encourages mindfulness and awareness, and especially today it’s necessary
for that awareness to extend beyond our sitting cushions and Dharma practice halls, to
embrace a broader understanding of what is happening in our world, to our world――
a world that cries out in pain. Like Kwan Yin, we need to be able to hear that pain and
respond to it.

仏教は、マインドフルネスと気づきを促進し、特に今日において気づきは部屋で座蒲に
座っているだけの私たちを立ち上がらせ、世界で何が起こっているのかという見識を
広げさせるために必要なものである。仏教の気づきを通して、きっと世界が痛みで
泣いているのが理解できるだろう。観音菩薩のように、私たちは痛みに耳を傾け、
それに応えることができるようにならなければならない。

 

 

Enlightenment is not about attaining some higher reality or transcendental state of
consciousness, it is realizing our essential oneness with the world (which is the same as
realizing the emptiness of our self-being) and acting accordingly.

悟りとは、どこか高次元な世界や超越的な意識の状態に達することではなく、それは
私たちの本質が世界と「一如」であることに気づく(「自我」の「空性」に気がつく
こと)ことであり、その気づきに沿って行動することである。

 

 

What would the Buddha do? Is the answer that we can’t know, because he’s not here?
If the Buddha doesn’t live in us and as us, he is indeed dead. If we are unable to answer
that question for ourselves, Buddhism is dead――or might as well be.

ブッダならどうしたであろうか?」という問いに対し、ブッダは今ここに存在しない
からという理由で「分りません」という返答をして良いのだろうか。もしブッダ
私たちの中で、まだ私たちとして生きていないのであれば、彼は確かに死んでいること
になるだろう。もしこの問いに私たち自身で答えることができないのであれば、仏教は
死んでいるも同然だ。

 

 

The challenge for you and me is determining how to apply the most important Buddhist
teachings to our present situation. If those teachings do not work for understanding and
addressing the global crises we face today, so much the worse for those teachings;
maybe it’s time to replace them.

あなたと私に対する課題は、最も大切な仏教の教えはどのように現在の状況に適応
させるか決定することである。もし仏教の教えが今日私たちの直面する世界危機の理解
と解決に何も役立たないのであれば、それは教えが悪いのだろう。仏教の教えを別の物
と取り替えるべきだ。

 

 

Such interdependence is not merely an insight to be cultivated on our cushions.
A suffering world calls upon us truly realize interdependence――to make it real――
in the ways we actually live.

相互依存性とは、単に座蒲の上で座っているだけで耕される洞察ではない。苦しむ世界
が、私たちに生きる中で真の相互依存性、もしくは本当の「リアル」を感じさせる真実
に「気づいてくれ」と要求しているのだ。

 

 

If we Buddhists do not want to do this or cannot find ways to do this, then Buddhism is
not the spiritual path that the world needs today.

もし私たち仏教徒がこのことを望まない、もしくはこのことをする方法を発見できない
ならば、その時は仏教はもはや今日の世界が必要とするスピリチュアルな道ではない
ことになるだろう。

 

 

 

Money, Sex, War, Karma

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西洋の欲望 仏教の希望

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Money, Sex, War, Karma: Notes for a Buddhist Revolution

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